社会・経済

[No.4165] 本日のノブ塾:AIバブル崩壊の予兆──ノブさんが語る「投資過熱の終わり」

本日のノブ塾:AIバブル崩壊の予兆──ノブさんが語る「投資過熱の終わり」

本日のノブ塾でノブさんは、今後、米国株(おそらく日本株も追随)に大幅な下落が起こる可能性について語りました。そのシナリオは、AIブームを支えてきた企業の構造的な限界に焦点を当てたものです。

まず、①AI投資を急拡大させた企業が投資を回収できなくなるという問題です。たとえばメタ社はAIへの過剰投資で純利益が80%以上も減少。今後も同様の企業が増えれば、投資家の期待が一気にしぼみ、株価急落を招く恐れがあります。

次に、②AIを稼働させるための電力不足です。膨大なデータセンターを動かす電力が確保できず、AI開発のスピードにインフラが追いつかないという深刻な懸念が指摘されています。

さらにノブさんは、より本質的な危機として「AIがソフトウェアを自ら生み出す時代」の到来を挙げました。もし個人のノートPCで無料のAIが自由にアプリやプログラムを生成できるようになれば、OSやソフトウェアを販売してきた企業の収益モデルは崩壊します。AIの知能コストは年々急速に低下しており、こうした企業が過去の巨額投資を回収できずに淘汰される可能性があるというのです。

ノブさんは、「株価が下がるのは回収できなくなってからではなく、それが“バレた瞬間”だ」と強調しました。焦りのAI投資に対して市場がすでに神経質になっており、「AIバブル崩壊」の足音が聞こえてきた――そんな警鐘を鳴らす回でした。

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