社会・経済

[No.1898] 「売る方が難しい」問題:田中泰輔動画

清澤のコメント:この方のコメントはいつも的確です。今のような上がり調子の時には売れますが、劇場の出口に観衆が殺到したら誰も出られません。下げの気配が薄れたので保留にしていたこの記事を2023年8月2日に公開とします。

要旨:「売り方のほうがむつかしい」問題。買うのもむつかしいが売るほうが厄介。基本メカニズムとして、いろんな理屈は値動きに対する単なる追認に過ぎない。投資家は根本の論点をブラさないこと。株価には波動の力学がある。上り100日下げ3日という。加速的に上がると含み益も出るし、ポジションの積み上げが起きる。やがて、ポジションの重さ(自重)が感じられるようになる。上げは地道なプロセスだが、下がると出口が狭まって、買い手がいないから更に急に下がる。下がるときの売りは切迫感の中での逃避行動だ。対応には損切、塩漬け、難平がある。無頓着な難平ではほぼ勝算がなく、御法度だ。あらかじめ対策を立てておくべきだ。このようなときには正常な判断ができない。心理学でも、相場が上がるときには早く利益確定をしたくなる。しかし、下げ局面では、判断できなくて売りは遅れがち。兆しを探すロジックで、売りのルールを定めておくことが必要。本編以下では現状の説明をしている。今は全体に金利上昇に対する全体の価格下落への中間反騰に過ぎない。AIとGAFAの暴騰も、実際の収益はまだ伴ってはいない。経済指標によっては、今後も何時か下がるはず。しかしそのタイミングはわからない。:という事です。貴重な教えと思いました。しばらくしてから、今記事はアップすることにしましょう。

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