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[No.3371] 都内に空き家が増えている。今一戸建てを買う必要はない。

ピボットの動画紹介です。空き家は既に14%に及んでいます。日本人として現在の高騰するタワーマンション購入を支えている、パワーカップルと呼ばれる夫婦が共に高収入の共働き世代こそが、最大の情報弱者だと言い切っています。

要旨: 多くの空き家があり、全国の空き家900万戸のうち1/10が東京都に集中している。特に23区では世田谷区が空き家の数でトップとなっており、多くの個人住宅が空き家となっている。この傾向は今後も加速すると考えられている。他の県と比較すると、空き家の率は徳島などの地方の方が高いが、数では東京都が圧倒的に多い。今後、タワーマンションバブルの崩壊や、大規模な世代交代によってさらに空き家が増加し、Z世代やアルファ世代(脚注)が住宅ローンを組む必要がなくなる時代が来るかもしれない。そのため、将来的には家を購入する際に焦る必要はないとされている。住宅購入は金銭的な側面だけでなく、自分の生活スタイルやエリアへのこだわりを重視すべきである。

コロナ禍の影響で、通勤定期の利用者数はコロナ前と比べて8割にしか戻っていない。これにより、毎日通勤しなければならなかった人々は、リアルとリモートを組み合わせたハイブリッドな働き方を取り入れ始めた。その結果、駅に近い場所や新宿までの通勤時間の重要性が薄れ、自分の趣味や思考に合わせた住まい選びが増えている。この傾向は今後も続き、会社のためだけに家を選ぶ時代は終わりを迎えるかもしれない。代わりに、自分のライフスタイルや価値観に合った街やエリアを選ぶことが重要視される。

リモートワークが普及することで、人々が自分の住んでいる街に対する関心が高まり、自分の街を誇りに思うようになる。そのため、街づくりは面白いコンテンツとして注目されるようになる。退職したサラリーマンたちが地元に友達がいないという問題があるが、今後は住む場所を選ぶ際に、自分の趣味や考え方に合う街を選ぶことが重要視される。立川のグリーンスプリングスのような成功例があり、長期的に街を良くすることを目指す取り組みが評価されている。このような取り組みは、企業や行政が資本主義の短期的な利益追求にとらわれず、ウェルビーイングを重視することで可能になると考えられる。

清澤注:Z世代とアルファ世代とは;

Z世代:1990年代中盤から2010年代初頭に生まれた世代です。デジタルネイティブとして、インターネットやスマートフォンが普及した環境で育ったため、テクノロジーに非常に慣れ親しんでいます。情報収集やコミュニケーションにSNSを活用することが多いのが特徴です。

アルファ(α)世代:2010年代以降に生まれた世代です。この世代は、さらに進化したテクノロジー環境で育っており、タブレットやスマートフォンを使うのが当たり前となっています。AIやIoTの普及によって、より多くのデジタル体験やスマートデバイスに囲まれて育つことが予想されています。

どちらの世代も、それぞれの時代背景に応じて異なる価値観やライフスタイルを持っています。

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