社会・経済

[No.3808] 1円玉と5円玉、どうしていますか? ~米国の1セント廃止を受けて、机の上の小銭を見直す~

【眼科院長ブログ】1円玉と5円玉、どうしていますか? ~米国の1セント廃止を受けて、机の上の小銭を見直す~

今朝、診療前の机に座って、ふとペンの横にある小銭の山に目が留まりました。お釣りや、近所の自販機で使った端数の残りなどが、知らず知らずのうちにここまで積もっていたのです(写真参照)。数えてみたところ、1円玉が13枚、5円玉が4枚、10円玉が9枚、50円玉が2枚、100円玉が1枚。その他、少し変わったデザインの記念硬貨のようなものも含めて、合計でおよそ423円になりました。100円玉は「硬貨」の中では最も実用的ですが、1円・5円はなかなか減りません。


●アメリカでは「1セント硬貨廃止」が現実に

この話題と偶然重なったのが、アメリカで1セント硬貨の製造中止が検討されているというニュース。1セント(=約1.5円)の製造コストが実際の価値を超えているという「逆ザヤ」の問題は長年議論されてきました。日本でも似たような問題を抱えるのが、1円玉と5円玉です。製造コストが高く、日常では使いづらく、レジでもお釣りとして戻されがち。みなさんの財布や机の引き出しにも、たまっていませんか?


●日常での小銭の使い道と整理法

私自身が試してみた小銭の処理法を紹介します。

① Suica・PASMOのチャージに使う

駅やコンビニの券売機で10円単位からチャージ可能。ただし1円玉と5円玉は使えず、返却されます

② 郵便局ATMで入金する

銀行ATMでは硬貨の取り扱いをやめている機種が多い一方、郵便局ATMではまだ硬貨入金が可能な場合があります。ただし、枚数や利用時間に制限があります。

③ コンビニでの支払い時に先に小銭を出す

今日、実際に試して効果的だったのがこの方法。677円の支払いに、財布の小銭をまずすべて出し、足りない分だけ1000円紙幣を追加して支払う。たとえば「小銭で556円、あと1000円紙幣を足して1556円」お釣りの879円を受け取るなど。これなら無理なく小銭から消化できます。


●その他の工夫

  • セルフレジ:スーパーやドラッグストアのセルフレジでは、硬貨を一気に投入できるタイプもあります。

  • 募金箱:駅や店舗の募金箱を使えば、社会貢献にもつながります。(思えば当医院窓口にも「眼瞼痙攣友の会の募金箱」がありました)

  • 自販機:10円玉中心に、飲料購入に使えます。


●結びに:小銭もお金、大切に

今回改めて感じたのは、「小銭も大切な資金」だということ。使い道を工夫しないと、気づかないうちに財布や引き出しの奥の休眠資産となってしまいます。米国の1セント廃止の動きをきっかけに、私たちも日常の小銭との付き合い方を見直してみてはいかがでしょうか。机の上の423円、今日から計画的に使っていくことにします。

メルマガ登録
 

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

最近の記事

  1. VSS(視覚性スノウ症候群)支援グループのご案内:あなたは一人ではありません

  2. 1円玉と5円玉、どうしていますか? ~米国の1セント廃止を受けて、机の上の小銭を見直す~

  3. 日本におけるビジュアルスノウ症候群(VSS)の特徴と片頭痛との関連:自著論文