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[No.4070] 自由が丘ランチ探訪:黒毛和牛「腰塚」―自家製コンビーフと卵黄が決め手の逸品

自由が丘ランチ探訪:黒毛和牛「腰塚」―自家製コンビーフと卵黄が決め手の逸品

自由が丘駅から徒歩2分ほどの場所にある「黒毛和牛 腰塚 自由が丘店」は、精肉店直営の焼肉と惣菜の店です。以前この店は古書店「一誠堂」の近くにありましたが、都市開発でここに移転しました。肉の品質に徹底してこだわり、黒毛和牛を一頭買いして扱うスタイルが特徴。1階は精肉と惣菜の販売、2階が焼肉を提供するレストランになっています。

住所は目黒区自由が丘2-12-19 与喜ビル、電話は03-5731-1532(焼肉店)/03-5731-0861(精肉販売)。営業時間はランチが1130分~15時、ディナーが17時~22時ごろまで。定休日はほとんどなく、年中通いやすいお店です。

この店の魅力は、肉屋ならではの品質と調理技術の両立です。焼肉店としてはもちろん、ランチタイムの定食や丼も人気。中でも注目は、焼き肉セットと自家製コンビーフです。です。一般的な缶詰のコンビーフとはまったく違い、しっとりとした肉の繊維に旨味が凝縮されています。軽くほぐしたコンビーフが温かいご飯の上に盛られ、中央に卵黄をトッピングできる(+200円)のが人気の理由。卵黄を崩して混ぜれば、濃厚な旨味がまろやかに広がり、口の中でとろけるような贅沢な味わいになります。

この「卵黄コンビーフ」は、ランチ限定の一品として多くのファンを持ちます。最初はそのままコンビーフの塩気と香ばしさを味わい、後半で卵黄を崩して味の変化を楽しむのがおすすめ。ご飯との相性も抜群で、まるで“肉の親子丼”とでも言いたくなる一体感があります。肉屋直営だからこそ出せる、シンプルながら奥深い味わいです。

焼肉ランチを選ぶなら、「よくばりランチ」も人気メニュー。カルビやロースなど2種類の部位を少しずつ楽しめ、ご飯・スープ・小鉢がついています。焼肉の香ばしさとコンビーフ丼のしっとり感、どちらを選んでも“肉のうまさ”を存分に堪能できます。女性客にも人気が高く、店内は落ち着いた照明と清潔感のある雰囲気で、一人でも入りやすいのも魅力です。

1階の精肉・惣菜コーナーでは、名物の「腰塚コロッケ」や「極上コンビーフ」などをテイクアウトできます。家庭で味わうにも最適で、買って帰る人も多いとか。お土産や贈答用にも人気で、自由が丘の新しい“肉の名物”といえるでしょう。

医師として日々患者さんに「体に良い食事」を伝える立場から見ても、この店の料理はバランスが良いと感じます。脂の多い部位でも、調理法や味付けが工夫されており、量を控えても満足感が高い。特にコンビーフ丼のようなメニューは、肉の旨味を引き出しながらも過剰に油っぽくならず、昼食として適度なボリュームに仕上げられています。

自由が丘には多くのランチスポットがありますが、「黒毛和牛 腰塚」は肉料理を気軽に楽しめる稀有な一店です。肉好きの方はもちろん、たまには上質な牛肉で元気をつけたいという日にもおすすめ。
そして、もし行かれるなら、ぜひ「自家製コンビーフ丼+卵黄200円トッピング」を試してみてください。シンプルなのに忘れられない、肉屋直伝の“幸福の味”がそこにあります。

 

 

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