2026年・自由が丘で眼科受診のついでに
― うどん・そばランチ候補 ―
近年、東京都内ではうどん専門店が各地で増えています。高円寺駅に続くガード下に新しいうどん屋さん「いぶきうどん」が生まれ、このほかネット上でもその他のうどん店が「個性派うどん店」として話題になることが多くなりました。背景には、讃岐系を中心としたコシのある麺文化の広がりや、「早く・安く・満足感が高い」食事へのニーズがあるように思われます。
一方で、自由が丘は昔からそば・うどんの“日常使い”ができる街です。高級店が並ぶイメージのある街ですが、実際には、手頃で、早く、気取らずに入れる麺類の店が点在しています。今回は、正月で新規のお店の開拓がしにくいのであらかじめ眼科受診の前後に立ち寄りやすいランチ候補として、実際に使ったことのある店、あるいは印象に残っている店を中心にご紹介します。
まず、当院から徒歩圏にある 長寿庵 と 町田屋。
どちらも路面店で、昔ながらのそば屋の佇まいです。暖簾をくぐると、店内は落ち着いていて、どこか懐かしい空気があります。そば・うどんはもちろん、かつ丼や親子丼などの丼物が定番で、昼時には近隣の常連さんと思われる方々が静かに食事をされています。店員さんはご家族経営のような雰囲気で、応対が柔らかく、初めてでも安心感があります。体調に少し不安のある受診日でも、気兼ねなく立ち寄れる一軒です。
駅近で最も印象に残っているのがカレーうどん 千吉 自由が丘店。
自由が丘駅から近く、カレーうどんが看板料理のお店です。出汁の効いた和風カレーに、とろみのあるスープ、うどんがよく絡み、食後は体が温まります。天候の悪い日や、少し疲れた日のランチに向いており、「今日は軽めに、でも満足したい」というときに思い出す店です。
次に、まだ実際には訪れていないものの、今後ぜひ足を運びたいと感じているのが うどん伊予。創作うどんを掲げている模様。
奥沢駅方面にあり、自由が丘駅からは少し歩きますが、その分、手打ちうどんの評価が高く、落ち着いた専門店として知られています。診療の合間というよりは、時間に余裕のある日に「今日はうどんを主役に」と考えたときの候補でしょう。
いまゐ（イマイ）は駅近で、過去に何回か利用したことがある、安心感のある店です。そば・うどんの双方を扱い、天ぷらやセットメニューも充実していて、同行者の好みに合わせやすいのが特徴です。複数人でのランチにも使いやすい印象があります。席はありますが立ち食いソバ的な印象です。
最後に 富士そば。
全国どこの駅前にもあるチェーン店ですが、急ぎの昼食には十分に「合格」です。うどんも選べ、提供が早く、待ち時間がほとんどありません。午後の診療開始時刻が迫っている日には、実用的な選択肢といえるでしょう。
自由が丘のうどん・そば店は、華やかさよりも「日常の安心感」が魅力です。
2026年、自由が丘での眼科受診のついでに、こうした店で一息つく時間が、少しでも皆さんの気分転換になれば幸いです。
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