◎「秋田県に残っていたマタギ」の話の本を購入して帰りの列車内で半分ほど読みました。「マタギ:日本の伝統狩人探訪記:戸川幸夫著」(初出1962、加筆改訂1984年)です。元は古い本です。戸川幸夫は有名な動物文学者。冬眠から覚めた熊を捕る伝統的な「巻狩り」という方法では「しかり」が全体を指揮し、3人ほどの鉄砲を持つ射手に向けて谷底から熊(イグス)を200メートル毎に配した勢子(ヒゴ、オシゴ)が追い上げてゆくそうです。:
マタギは、現在のハンターとは違って、起源は日本の伝統的な狩猟民であり、自然との共生を重んじる人々です。 彼らは、山岳地帯や森林地帯で狩猟を行い、食料や皮などを得るために動物を追い求めます。文化と狩猟技術は、数世紀にわたって受け継がれてきました。マタギの歴史は古く、日本の武士や僧侶などが確立される前にはじまりました。 彼らは、熊や鹿、猪などの大型の獣を追い、狩猟することによって生計を立ててきました。狩猟は彼らの生活の一部であり、獣との共存を重んじる考え方が根付いています。マタギの装束は特徴的であり、熊皮や鹿皮を使った衣服や帽子を身に着けます。また、特別な短剣や弓矢を使って狩猟を行います。最近は鉄砲にも長けています、山の中の道案内や野生動物の習い事についても詳しく書かれています。現代では、マタギの数は減少していますが、彼ら文化と技術は一部の地域で保たれていました。
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