[No.2507] 眠気の少ない花粉症の内服薬は？

花粉症で医院を訪れる患者さんが続いています。私は点眼薬ではアレジオンLX,、点鼻薬ではナゾネクス点鼻薬を中心に処方しています。その次に、内服薬を処方しますが、眠気の出にくい内服薬をと求める患者さんが多くいます。そこで、眠気の少ない抗アレルギー薬を考えてみます。

花粉症の治療には、まず辛い症状を改善させるため、アレルギー症状を抑える抗ヒスタミン薬が処方されます。抗ヒスタミン薬は眠気を伴うことがあるため、服用したくないと思う方もいるかもしれませんが、現在は副作用が少なく即効性のある抗ヒスタミン薬もあります。

抗ヒスタミン薬は第一世代と第二世代に分けられます。第一世代は強い眠気や倦怠感を伴うことがあるため、現在はあまり一般的ではありません。第二世代抗ヒスタミン薬は眠気の副作用が少なく、花粉症の治療に主流となっています。

1. アレジオン (レボセチリジン): 眠気や抗コリン作用の副作用が少ない薬です
2. アレグラ (フェキソフェナジン): 眠気が出にくいとされています².
3. エピナスチン (オロパタジン塩酸塩): 眠気や倦怠感が少ない薬です².

これらの薬は、花粉症の症状を和らげるために選ばれる一般的な内服薬です。適切な薬を選ぶために、医師の指示に従って服用してください¹²。