当院の眼瞼痙攣(がんけんけいれん)のボトックス治療とは?
眼瞼痙攣の第一選択の治療法は微量のボトックスを目の周りの筋肉内に注射することです。当医院には、東北や関西など遠方からの来院患者も多く、受診直後からボトックス施術が始められる様に準備しています。ボトックス施術日は現在、火曜(午前・午後)、木曜(午後)、土曜(午前、午後)で予約制です。(今後随時拡張など変更します)
眼瞼痙攣というのは瞼が閉じる方向で動く病気ではなく、眩しく目に違和もあって、目を開いていることの維持が困難だという疾患です。脳が筋を動かすことのコントロールが思うようにできないジストニアという疾患の一部に含まれます。英語ではブレファロスパスムといいます。およそ2か月から半年くらいの間は効果が持続します。乾き目に対する点眼治療や涙点プラグの挿入、心を落ち着かせる漢方薬や西洋薬の内服なども併用します。相談や同病の方々との会話を求める方々のためには「眼瞼痙攣・片側顔面痙攣患者友の会」および、「眼と心の健康相談室」への入会ご案内も当医院で行います。精神的な落ち込み(欝症)を危惧される方々には、臨床心理士のカウンセリングの用意もしています。