エッシェンバッハジャパン社のご来訪について
眼瞼痙攣やビジュアルスノウの患者さんに役立つ遮光眼鏡を輸入しているエッシェンバッハ光学ジャパンの社長・佐藤亮さんが、当院を訪れ、同社製品である「アクニスクリップオンレンズ」をご紹介くださいました。
遮光眼鏡は、まぶしさを軽減する特殊な眼鏡で、光の中でも特に羞明(まぶしさ)を引き起こしやすい特定の波長を選択的にカットします。これは、光全体の量を抑える通常のサングラスとは異なり、より特化した効果が期待できます。国内にも遮光眼鏡用レンズを製造するメーカーはありますが、世界標準として知られるのは「FL-41」色(FLは蛍光灯色を意味)です。ドイツのエッシェンバッハ社は、この色合いのレンズを製造しており、エッシェンバッハ光学ジャパン社は「アクニス(acunis)」ブランドとして輸入・販売を行っています。
「クリップオンレンズ」は、現在お使いの眼鏡に簡単に取り付けてまぶしさを軽減する度無しの光学レンズです。本体はケース付きで、サイズは50×130mm、重さはわずか18gです(図1)。
現在、眼鏡装用者が利用できる選択肢は「オーバーサングラス」タイプのみでした(図2)が、より手軽にまぶしさを軽減したいという声に応えて開発・輸入された製品です。価格は税込み14,800円程度で、従来のオーバーグラス型製品の約半分の価格設定となっています。
(図3)さらに当院では、新たに濃・中・淡の3種類の色合いを眼鏡の上からでも簡単に試せる「アクニストライアルレンズキット」(図3:1615-961)もご用意しました。
遮光眼鏡に興味のある患者さんは、ぜひご来院時に職員までお尋ねください。
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