厚生労働省の専門部会は18日、クーパービジョン・ジャパン(東京都港区)が申請した近視進行を抑制するコンタクトレンズ「マイサイト ワンデー」の薬事承認を了承した。近視の進行を抑制するコンタクトは国内で初めて
 厚労省によると、マイサイトは、近視の進行抑制と視力矯正を目的とした一日使い捨てのソフトコンタクト。年齢制限はないが、臨床試験は近視が発症し進行するなどする8~12歳を対象に実施された。医師の指導の下での使用が想定される。海外では米国をはじめ、欧州連合(EU)や韓国などで承認されている。
 国内では近視進行を抑制する点眼剤が承認されているが、医療機器としては初めて。デジタル化が進む中、文部科学省の統計などでは子どもの視力低下が指摘されている。 (C)時事通信社