本日クーパーヴィジョンの担当者が当医院をご訪問くださいました。その際に聞くところによると、日本でも近視進行予防効果のあるコンタクトレンズのマイサイトワンデーが承認され近い将来市販が開始されるそうです。現在までに使用できる近視進行の手段としては、①一日2時間の戸外活動,②低濃度アトロピン点眼、③夜間に装用するオルソケラトロジーなどがありますが、これに新たな選択肢がさらに加わることになります。また、近日中には多焦点眼鏡もこの列に加わると報じられています。この近視進行予防効果のある多焦点コンタクトレンズの記事としては、先週、日本経済新聞にも発表されたそうですが、この記事は会員限定記事ですので時事通信のこちらの記事を紹介いたします。この記事では、現在使用が始められているオルソケラトロジーレンズのことを述べるのが明らかに忘れられています。日本の眼科の記事もご覧ください。(近視抑制治療の現状:平岡孝浩氏の日本の眼科記事から採録)
近視の進行抑制、コンタクト了承=医療機器で国内初―厚労省部会

厚生労働省の専門部会は18日、クーパービジョン・ジャパン(東京都港区)が申請した近視進行を抑制するコンタクトレンズ「マイサイト ワンデー」の薬事承認を了承した。近視の進行を抑制するコンタクトは国内で初めて。
厚労省によると、マイサイトは、近視の進行抑制と視力矯正を目的とした一日使い捨てのソフトコンタクト。年齢制限はないが、臨床試験は近視が発症し進行するなどする8~12歳を対象に実施された。医師の指導の下での使用が想定される。海外では米国をはじめ、欧州連合(EU)や韓国などで承認されている。
国内では近視進行を抑制する点眼剤が承認されているが、医療機器としては初めて。デジタル化が進む中、文部科学省の統計などでは子どもの視力低下が指摘されている。 (C)時事通信社
厚労省によると、マイサイトは、近視の進行抑制と視力矯正を目的とした一日使い捨てのソフトコンタクト。年齢制限はないが、臨床試験は近視が発症し進行するなどする8~12歳を対象に実施された。医師の指導の下での使用が想定される。海外では米国をはじめ、欧州連合(EU)や韓国などで承認されている。
国内では近視進行を抑制する点眼剤が承認されているが、医療機器としては初めて。デジタル化が進む中、文部科学省の統計などでは子どもの視力低下が指摘されている。 (C)時事通信社
(2025/07/18 21:56)
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