清澤のコメント:今となってはコロナ流行当時の著名人の言説の危うさが思い出されます。マスクの問題か、表面接触によるウイルスの伝搬か?などの話題もありました。一部の病院が、コロナ病床を設定しながら十分な数の入院患者を介護することなく収益を上げたという武田先生の指摘には耳を傾けるべきものもありそうです。尾身先生の経歴を見るとWHOでポリオの撲滅に取り組んでいた方が、JCHO理事長に転じた方だったようです。尾身茂先生が理事長を務めていたJCHO(旧社会保険病院)は半官的な組織ですが、当時の彼の立場はその管理者であって、国の技官ではなかったと思います。JCHOでは千葉大学眼科教授から転じた山本修一先生が今は理事長になっておられます。
尾身さんはJCHOの理事長ではありましたが、オーナーなわけでもなく、コロナ病床の確保は私的な利益を求めての行動だったとは思いません。それはそれとして、あの頃毎日テレビに出ていたいわゆる識者たちは今、どうしているのでしょうか?
★ 地域医療機能推進機構(JCHO)は、2014年4月に、社会保険病院、厚生年金病院、船員保険病院の3つの団体が統合されてできた、全国57の病院からなる独立行政法人です。
私たちは、『我ら全国ネットのJCHOは 地域の住民、行政、医療機関と連携し 地域医療の改革を進め 安心して暮らせる地域づくりに貢献します』という理念を掲げています。そしてこの理念の実現のために、地域医療連携や地域包括ケアの推進、および医療人材の育成を重要なミッションと定め、高度急性期医療から介護、健診業務など幅広い活動を行っています。
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