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[No.1719] ラ・ポワント・クールト(1955年のフランス映画)をみてきました。

ラ・ポワント・クールト La pointe Courte

劇場公開日:

ゴダールの『勝手にしやがれ』よりも 5 年、トリュフォーの『大人は判ってくれない』よりも 4 年も早く製作 された、「ヌーヴェルヴァーグはここから始まった」と言っても過言ではない伝説的作品。南仏の小さな海辺の 村を舞台に、生まれ故郷に戻ってきた夫と、彼を追ってパリからやってきた妻。終止符を打とうとしている一 組の夫婦の姿を描く。終戦直後の古いフィルムなのでいい枚ずつ再生して上映できる状況に戻したらしい。初めにフィルム再作の過程と監督からの、撮影時の漁村住民への感謝が述べられていた。監督は数年前に亡くなったらしい。

ラ・ポワント・クールト

フランスの名匠アニエス・バルダ監督が1955年に手がけた長編劇映画デビュー作で、ヌーベルバーグの先駆的存在となった作品。モンペリエにほど近い南フランスの小さな漁村を舞台に、生まれ故郷に戻ってきた夫と、パリから彼を追って来た妻、終止符を打とうとしている一組の夫婦を描く。主演は「ニュー・シネマ・パラダイス」のフィリップ・ノワレと「双頭の鷲」のシルビア・モンフォール。アラン・レネが編集を担当。19年12月、バルダ監督の遺作となった「アニエスによるヴァルダ」を含む特集企画「アニエス・ヴァルダをもっと知るための3本の映画」で、日本劇場初公開。

1955年製作/80分/フランス
原題:La Pointe Courte
配給:ザジフィルムズ

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