2025年5月24日(土)・25日(日)の2日間、自由が丘では3つの魅力的なイベントが同時に開催されました。土曜日の診療終了後に受付のDさんと看護師のSさんと一回りしてみましたので雑多に感想を書きます。大層な人出で操り人形の猫が奏でる、哀愁を誘うハウルの不思議な城のメロディーなども素敵でした。
1. 春のマリクレール祭り 2025
九品仏川緑道を「公園」に見立てたこの祭りでは、ワインが楽しめるオープンカフェや大道芸、音楽ライブが開催され、家族連れで賑わっていました。マリークレールというのはフランスの有力な婦人向け雑誌ですが、今は廃刊になりましたが日本でも一時は日本版が出版されており、自由が丘駅の南口前の歩道がマリークレール通りという名称を残しています。何年前だったでしょうか、嘗ては家人がこの雑誌にフランス料理に関連したコラムを持っていました。自由が丘にはフランス語風の名前の店も多く、医院の近くにはフランス語学校なども有ってフランス情緒が懐かしいです。舗道もパリ感にあふれています。
この通りには、素敵なクッキーやさんもあり、此処では5個買うと2つおまけしてくれました。昨年はカラフルな傘をさしてアコーディオンを弾き歩くお姉さんが居ましたが、今年は肉まんやさんの前のガード下で操り人形の猫が奏でる「ハウルの動く城(Howl’s Moving Castle)」の主題歌「人生のメリーゴーランド」に3人で暫く聞き惚れました。聴衆なのかサクラなのかと我々がいぶかしむ御夫人も絵になっていました。
2. THE J 自由が丘マルシェ
自由が丘駅前ロータリーの女神広場を中心に、約30のブースが出店するグリーンマーケットが開催されました。売り物ではありませんがダロワイヨ洋菓子店前のハナミズキも満開でした。
雑貨や食品、アパレルの販売に加え、ステージ上では音楽ライブや子ども向けの絵本ライブ、ミュージカルも行われ、幅広い世代が楽しめるイベントとなっていました。名前の通り、鉢植えなどの植物を売る露店が多い印象でした。本格的なステージ上での音楽パフォーマンスが行われていて、演奏は東急東横線渋谷向きのホーム上までよく聞こえていました。100メートルほど登った工事現場の北側でのみずほ銀行の周囲には各種の飲食店が路面にブースと机椅子を出して人を集めていました。
駅の北口前に小さな売店が新しく出来ました(ゴントランチェリアー)。持ち帰りだけのウインドーのパン屋さんあるいはケーキ屋さんのようです。::自由が丘駅構内「エトモ自由が丘」に5月23日、フランス発の人気ベーカリーの新業態「ゴントラン シェリエmini」がオープンしました。運営は名鉄協商で、テイクアウト専門の小型店舗。「ワンハンドで楽しむ」をコンセプトに、食べ歩きに適した小ぶりのクロワッサンやクイニーアマンを販売します。主な商品には、香ばしい「クロワッサン ダマンド」、平らに焼いた「クロワッサン ガレット」などがあり、自由が丘店限定の「フランボワーズ・ホワイトショコラ」や「ピスタチオ・ショコラ」も登場。独自製法で小型でも風味と食感を損なわない工夫がされています。6月1日まで限定で、仏国旗色の「トリコロールクロワッサン」も販売中です。営業時間は10時〜19時。
3. Jiyugaoka PLAY
三井住友銀行自由が丘支店駐車場で初開催された都市型フェス。DJ松浦俊夫やMURO、水原佑果らによる音楽パフォーマンスのほか、いけばなとアンビエント音楽のコラボ、アートZINE制作やシルクスクリーン体験など、多彩なワークショップが展開されました。
これらのイベントは、自由が丘の街全体を活気づけ、多くの来場者で賑わっていました。
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