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[No.3823] 院内空調の定期清掃が行われました

院内空調の定期清掃が行われました

当院では、患者さんに快適で清潔な環境を保つため、3か月ごとに専門業者による空調装置の清掃を行っています。本日、その定期清掃が実施されました。

今回の作業は、業者さんが院内に入ってすぐに始まりました。まず、天井に設置された空調装置のカバーを外し、中のフィルターを取り出します。この時点でフィルターの表面には目に見えるほこりが付着していましたが、強い汚れやカビは見られませんでした。

フィルターは院内で掃除せず、入り口付近の屋外に持ち出して掃除機でほこりを吸い取ります。以前の職場では、フィルターを水洗いして乾燥させるために半日かかることもありましたが、今回は水を使わない乾式クリーニング方式。そのため作業は短時間で済み、診療への影響も最小限です。

掃除が終わったフィルターはすぐに本体に戻され、再びカバーを取り付けます。次に、業者さんは空調の吹き出し温度を4方向で測定しました。設定温度は27度でしたが、吹き出し口の温度はおおむね14度前後。これは冷房機能がしっかり働いている証拠です。

今回のような乾式清掃は、軽度のほこりや塵を取り除くのに適しており、作業時間が短く、空調をすぐに再稼働できるのが利点です。一方、以前のクリニックで行っていたような水洗い方式は、フィルターや内部の汚れをより徹底的に落とせますが、乾燥時間や準備に時間がかかり、半日から一日程度空調が使えないこともあります。

つまり、今回の方法と以前の方法の違いは「清掃の目的と範囲」です。

  • 乾式清掃:軽い汚れを短時間で除去。日常的な衛生維持に適する。

  • 水洗い清掃:汚れを徹底的に落とす大掛かりな作業。年に1回程度の徹底清掃に適する。

当院では、日常診療に支障が出ないよう、3か月ごとの乾式清掃で清潔さを保ちつつ、必要に応じて大規模な水洗い清掃も検討しています。患者さんにとっても、スタッフにとっても快適な空間づくりのため、これからも定期的なメンテナンスを続けていきます。

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