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[No.4122] 自由が丘ランチ特集:蔭山樓で創作中華を楽しむ

 自由が丘ランチ特集:蔭山樓で創作中華を楽しむ

自由が丘で少し特別なランチを楽しみたいときにおすすめなのが、「蔭山樓(かげやまろう)自由が丘店」です。自由が丘駅から徒歩5〜7分ほど、自由が丘公園のすぐ北側という当院からも近い便利な場所にあります。緑豊かな通りに面したこの店は、落ち着いた外観と上品な雰囲気を持ち、日常のランチに小さな贅沢を加えたい方にぴったりの一軒です。

蔭山樓は、都内をはじめ首都圏各地に店舗を展開している創作中華のレストランですが、自由が丘が発祥の地とされています。オーナーシェフの蔭山健一氏は、フランス料理の技法を取り入れた新しい中華スタイルを提案しており、「フレンチ×中華」の融合がこの店の大きな特色です。伝統的な中華料理とは異なり、器の盛り付けや食材の組み合わせに洗練された美しさが感じられ、自由が丘らしい品のある食空間を演出しています。

ランチタイムは、11時からの1部と13時からの2部に分かれた二部制で運営されています。店内はそれほど広くないため、12時前後は混み合うことが多く、特に週末は予約をしておくのが安心です。平日であれば開店直後の時間帯は比較的入りやすく、落ち着いて食事を楽しめるでしょう。

蔭山樓の看板料理といえば、何といってもふかひれスープです。コクのあるとろみスープに、上質なふかひれを惜しみなく使った一皿は、この店の代名詞ともいえる存在。スープの旨味と上品な味わいは、ランチでも手頃な価格で楽しむことができます。ふかひれを使ったあんかけそばや土鍋煮込みなどもあり、いずれも素材の良さが際立ちます。写真はいただいた至宝のふかひれ餡かけラーメン。

また、人気メニューのひとつが鶏の白湯(パイタン)ラーメンです。丸鶏をじっくり煮込んで仕上げた白濁スープは、まろやかで深みのある味わい。塩分控えめで後味がすっきりしており、健康志向の方にも好まれています。上品に仕上げられたラーメンは、浅草開化楼の特製麺使用で、一般的な中華麺とは一線を画す洗練された一杯で、特に女性客からの支持が高いようです。

ランチメニューはセットも充実しており、前菜や小鉢、デザートが付いたコース風の内容でも2000円以内で楽しめるものがあります。たとえば、「鶏白湯ラーメン+ミニふかひれ丼」や「ふかひれ煮込み麺+前菜セット」など、少し贅沢な組み合わせを手軽に味わえるのが魅力です。料理の提供も比較的スムーズで、昼休みの短い時間でもゆったりと過ごせる工夫がされています。

店内は明るく清潔で、カウンター席のほかにテーブル席もあり、一人でもグループでも利用しやすい雰囲気です。スタッフの接客も丁寧で、落ち着いたサービスが心地よく、食事の時間そのものをゆっくり楽しむことができます。自由が丘という立地にふさわしく、華美すぎず、それでいてしっかりとした“おもてなし感”が感じられます。

また、蔭山樓では季節ごとに限定メニューや野菜を多く使ったヘルシー料理も登場します。例えば、「朝採れ三浦野菜の蒸し野菜」など、旬の素材を生かした一皿も人気です。中華料理の枠にとらわれず、体に優しいメニュー構成がされている点も、多くのリピーターを惹きつけている理由のひとつでしょう。

自由が丘でゆったりとした昼のひとときを過ごしたいとき、そして少し気分を変えて“美味しい中華”を味わいたいときに、この蔭山樓は最適な選択肢です。当院の帰りに立ち寄る患者さんも多く、目にも舌にも満足できるお店として自信をもっておすすめできます。先日紹介させていたレストラン「あえん」の隣です。もし行かれるなら予約をお勧めいたします。

健康志向の食事を意識する方にとって、コラーゲンを含むふかひれスープや、野菜たっぷりの蒸し料理は嬉しいメニュー。リラックスした雰囲気の中で、美味しく栄養をとりながら心身を休める時間を過ごすのもよいでしょう。

自由が丘公園の散歩と合わせて、創作中華の名店「蔭山樓」でのランチを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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