◎ ブログを元に、最近の話題を取りまとめてこの「自由が丘清澤眼科最近の話題:長版)と、それから記事を厳選したメルマガの発信をしています。今回(7月28日)で76号です。メルマガ読者数は眼瞼痙攣患者さんを中心に782人になりました。医院前の街路樹もよく茂っています。(⇒視聴登録募集。ご登録はこちらから)、登録取り消しも簡単にできます。さて、一度読めていたのに、最近メルマガ配信が中断したという方は、あなたの携帯電話の迷惑メールボックスに入った可能性がありますので当院職員にご相談ください。
① ご近所の話題など
◎ 自由が丘でランチ スパゲッティーの老舗;壁の穴自由が丘本店のマドンナの欲張りパスタはいかが
自由ヶ丘駅南口の駅前、メルサビル3階にあります。創業は私と同年の昭和28年とのこと。マドンナの欲張りパスタというスパゲッティ―はベーコン、ピーマン、ソーセージ、小エビなどを豪華に盛り合わせたこのお店最高の一皿で伊万里焼か笠間焼風の色絵皿で供されます。
◎ 路地に咲く白いむくげの花と目の健康にまつわる話題:
高円寺の緑道公園を歩いていてこのむくげの花を見ました。この花は韓国の国花だそうです。漢方でも様々に利用され、眼疾の治療にも用いられていたそうです。
◎ 夏の日差しとともに咲く「オニユリ」
松本に実家の庭で夏の日差しを受けながら咲くオニユリの赤橙色の花を見ました。反り返るように開いた花弁、黒い斑点、そして堂々と垂れた雄蕊。衣服に百合の花粉が付くと取れにくいです。過敏にさすならおしべは取って生けましょう。この花にも強いめ薬理作用があります。
◎ 幼稚園児のお昼寝の思い出と、目の健康にも関係ある「休む力」
目の健康にも関係のある「休む力」。気温が30度を超える日が続くと、昼食後には自然と体がだるくなりつい横になりたくなります。私も年齢を重ねたせいで、午睡をとるようになりました。ふと自分が幼稚園生だったころのお昼寝の時間を思い出しました。お昼寝はは体力の弱い人には大変有効な疲労回復の手段です。
② 一般患者さん向けの眼科の話題
◎ 熱中症?と思ったら実はコロナも:再び警戒すべき感染の波と院内での対策;
医師会の納涼会で聞いたお話:救急搬送され、熱中症?と思ったら実はコロナだったということで入院する患者さんが大病院で増えているそうです。新たなコロナ感染の山が近づいているようです。十分にご注意ください。
◎猛暑が続く毎日「夏バテ」と「目の不調」に注意を!
患者さんとの会話の中で「夏バテ気味で」という言葉を耳にすることが多くなりました。夏バテは目の不調の原因ともなっています。
◎ 近視進行抑制治療についての情報をLINEで確認できます。
参天製薬では2つのLINEページを作成し、近視進行治療に関する情報発信の体制を立ち上げました。リジュセアミニは低濃度アトロピン点眼薬で、日に一度点眼することでふつうにみられる近視の増大を3分の一程度減らすことができます。ただし、この低濃度アトロピン点眼療法とオルソケラトロジー両方は保険外で私費診療です。
◎ 角膜下方3分の1に帯状の表層角膜炎(superficial punctate keratitis, SPK)がみられ、涙液メニスカスが十分である場合は、
夜間の閉瞼不全(nocturnal lagophthalmos)が原因であることがしばしばあります。このようなケースでは、就寝前にゲル化点眼液(ヒアルロン酸高濃度製剤など)や眼軟膏(例えばビタミンA軟膏や抗生物質軟膏)を用いることは非常に理にかなっています。
③ 此処からは論文紹介など眼科のやや専門的、学術的な話題です
◎ ヒトiPS細胞を用いた二次限培養系「SEAM」も開発、大阪大西田教授の研究
東京科学大学ビルに掲げられた大学名の看板も付け替えられました。同門会で聞いた西田教授がナイチャーに発表されたオルガノイド作成の研究内容を原著から紹介します。これは、iPSで角膜上皮を作り含む組織作り、これを人に移植するという壮大な構想の研究です。東北大から阪大に戻って更に研究を広げ進化させておられます。
◎ パーキンソン病、小体型認知症、多系統萎縮症は同類の病気?
目にも様々な症状が見られる上の3疾患はいずれもアルファシヌクレイドが沈着するという意味で共通にα-シヌクレイドパシーと呼ばれるようになっています。血液からこの沈着するたんぱく質のシード(種)を探す方法を順天堂大学の奥住文美准教授が開発しネイチャーメディシンに発表したそうです。
◎「影響力の大きい慢性疼痛に対する遠隔医療及びオンライン認知行動療法に基づく治療」新論文紹介
慢性疼痛に対する遠隔診療による試験完了率は高く(94.8%)、年齢平均は約59歳、女性が74%を占め、4割以上が医療過疎地域の住民でした。3か月後に痛みが30%以上改善した人の割合はヘルスコーチ主導:32.0%、オンライン自己学習:26.6%、通常のケア:20.8%でした。私も認知行動療法を疼痛管理に導入しています。
◎ 医学生が「臨床医」にならない理由?医学教育における「逃げ道現象」とは
医学部卒業生には臨床医以外にもいろいろな進路が有っても良いと言われてきましたが、最近はそれが強まりすぎた傾向も見られます。そのエスケープバルブ(逃げ道)には、ファンドマネージャーやベンチャー起業家、製薬会社の管理職などが含まれます。その良しあしが論じられた最新論文の紹介です。
◎ 結膜のメラノーマに似た結膜病変の正体は? 色素産生成真菌
翼状片手術の後で黒い色の増殖物が結膜に表れて、メラノーマか?と疑われたが、病理では真菌感染症であったという珍しい症例が眼科雑誌に出ていました。
◎ 週一回のインスリン注射が糖尿病治療の未来を変える:新論文紹介
患者さんのスタイルに合わせて週一回の注射で投与するインスリン製剤が注目されているようです。オゼンピックやマンジャロとの比較も調べてみました。
④ 眼瞼痙攣、ビジュアルスノウなど神経眼科関連の話
◎ 眼瞼痙攣治療を軌道に乗せる10のヒント 最近の改定版
最近の治療事情を勘案して「眼瞼痙攣治療を成功させる10のヒント」:に加筆しました。漫然とボトックスを打つだけでなく、同時に行うべき治療の工夫を常にリファインしてゆく必要があります。ボトックスを使う眼瞼痙攣の治療を始めて暫く経った所で、追加治療手段が残されていないかを見返すために、このリストを再度見直しました。
◎ 発達障害を持ち成功した経営者たち:
発達障害者の視覚的な特徴にはビジュアルスノウのそれとも似たところがあります。支援が必要な障害者として論じられることの多い発達障害ですが、イーロンマスク氏他、海外でも日本でも発達障害を持っていて大成功した人は意外に多かったようです。
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