バイオAG(オーソライズドジェネリック)は、先発メーカーから許可を得て製造されるジェネリック医薬品の一種で、原薬、添加物、製法などが先発品と全く同じ。バイオAGは、先行バイオ医薬品と実質的に同一の製薬メーカーが販売することもある。
バイオAGの価格設定については、バイオシミラー(先行バイオ医薬品と有効成分、原薬、添加物、製法等が同一のバイオ医薬品)よりも低価格を設定した場合、バイオシミラーが選択されず(売れず)、バイオシミラーの研究・開発が阻害されてしまう可能性がある。そのため、「バイオAGの価格は、バイオシミラーと同じく『先行バイオ医薬品の70%』とすべきではないか」という議論が行われています。この取り扱いは2020年度以降も継続されると考えられています。[清澤:このあたりの議論は整理して理解する必要がありそう]
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