眼科医療経済等

[No.3175] 新年のスタートに目の健康を守る習慣を!

新年のスタートに目の健康を守る習慣を!

新年を迎えたこの時期は、新しい習慣を始める絶好のタイミングです。今年こそ、目の健康を守るために日常生活で取り入れたい習慣をご紹介します。これらの工夫を続けることで、目の疲れや乾燥を防ぎ、視力の維持や眼病のリスク軽減につながります。


1. 20-20-20ルールを習慣に

スマートフォンやパソコンを使用する際、20分ごとに6メートル以上離れたものを20秒間見つめてください。この「20-20-20ルール」を実践することで、目の筋肉をリラックスさせ、眼精疲労を予防できます。視線を遠くに向ける際は、緑の多い景色を見るとさらに効果的です。


2. 十分な睡眠をとる

毎日6~8時間の睡眠を心がけ、寝る前の1時間はスマートフォンやパソコンの使用を控えましょう。これにより目の疲れが回復し、乾燥やかすみ目の改善が期待できます。ブルーライトカット眼鏡を併用するとさらに効果的です。


3. 屋外活動を増やす

日中に30分以上外で過ごすことで、特に子どもの近視進行を予防できます。日光を浴びることで眼球の健康を保つ働きがあるため、散歩や軽い運動を取り入れましょう。ただし、紫外線が強い場合はサングラスで目を保護してください。


4. 目の潤いを保つ

ドライアイ対策として、加湿器を使って部屋の湿度を40~60%に保ち、必要に応じて人工涙液を使用しましょう。点眼薬の使用は適量を守り、特に防腐剤入りのものは乱用しないよう注意が必要です。


5. 栄養バランスの良い食事

目の健康に役立つ栄養素を意識した食生活を心がけましょう。ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜、サーモンやイワシなどの魚には、ルテインやオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。これらの栄養素は、加齢黄斑変性や白内障のリスクを軽減します。


6. 定期的な眼科検診

40歳以上の方は、年に一度の眼科検診を受けましょう。視力測定や眼圧検査、眼底検査を行うことで、緑内障や糖尿病網膜症といった重大な疾患を早期に発見・治療することが可能です。


7. 喫煙をやめる

禁煙は目の健康にとっても重要です。喫煙を続けると、白内障や加齢黄斑変性のリスクが高まります。新年の目標として禁煙に取り組んでみてはいかがでしょうか?


8. 目元の清潔を保つ

目元を清潔に保つことは、マイボーム腺の健康や感染症予防に役立ちます。朝晩、専用のアイシャンプーで優しく洗浄する習慣をつけましょう。


9. ブルーライトの影響を軽減

スマホやパソコンを使用する際には、ブルーライトカット機能を活用するか、専用のフィルムを貼りましょう。ブルーライトを減らすことで、眼精疲労を和らげ、睡眠の質も向上します。


今年は目の健康を第一に考え、日々の生活にこれらの習慣を取り入れてみてください。何か気になる症状があれば、定期検診や適切な対策を忘れずに。皆さんの健康的な1年を心より願っています!

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