◎ ブログを元に、最近の話題を取りまとめてこの「自由が丘清澤眼科最近の話題:長版)と、それから記事を厳選したメルマガの発信をしています。今回(6月16日)で70号です。メルマガ読者数は眼瞼痙攣患者さんを中心に754人になりました。(⇒視聴登録募集。ご登録はこちらから)、登録取り消しも簡単にできます。一度読めていたのに、メルマガ配信が中断したという方は、あなたの携帯電話の迷惑メールボックスに入った可能性がありますので当院職員にご相談ください。
① ご近所の話題など
◎ 自由が丘でランチ:木の香りに癒されるひとときーー熊野神社前のNENRINN年輪木工所という軽食レストラン。
◎ ランチ:たまには自由が丘を離れて信州松本の千鹿頭公園に近い母が好きなフランス料理店ベル・リヴィエールを紹介しましょう。前に広がる貯池「千鹿頭池」の建設時期は江戸時代初期です。千鹿頭神社は諏訪大社を奉ずる農耕民に追われて諏訪湖南岸からここに写って来た狩猟民の先住民の祭神だったとも伝えられています。名称の意味は美しい川。
◎ ワードプレスのサーバー不調で6月14日現在、このブログ投稿に難渋しています。見る分には支障ありませんが、過去の投稿一覧の表示などが出来なくなっています。
②一般患者さん向けの眼科の話題
◎ アステロイドハイアローシスと呼ばれ硝子体に細かく白い結晶が舞って眼底が見にくくなる病気があります。視力低下は軽微です。
◎ 顔面神経麻痺によって引き起こされる兎眼性角膜炎に対する治療法を考えてみました。点眼や涙点プラグを試して無効なら瞼々縫合(上下の瞼の引き寄せ手術)も考える必要があるかもしれません。
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③ 此処からは論文紹介など眼科のやや専門的、学術的な話題です
◎ 特発性黄斑上膜では像の歪みを訴えますが、術前の歪視が強い人ほど硝子体手術の術後にも歪みが強く残り、生活の質の低下を強く訴えます。この論文は、あまり歪みを自覚しないうちでの手術を推奨しています。
◎ 糖尿病の薬が「目」に与える意外な影響とは:
GLP1作動薬を使用していた患者は使用していない人より糖尿病黄斑症の発症リスクが23%低下。カルシウムチャネルブロッカー使用者では66%増加していたとの報告がありました。
◎ 従来は否定されていた脳疾患での網膜神経線維層の萎縮がOCTの進歩で肯定されました。
④ 眼瞼痙攣、ビジュアルスノウなど神経眼科関連の話
◎ 開瞼失行症を示した筋無力症の症例
開瞼失行症の多くは眼瞼痙攣に伴って見られますが、重症筋無力症で開瞼失行症を示した例の報告が出ています。
◎ ビジュアルスノウ症候群動画が近日公表
エスター・ハン医師によるビジュアルスノウ症候群に関するQ&Aの動画が間もなく公表されるそうです。
◎ 目と心の健康相談室の無料講演会(10月4日)の予告です
このブログには眼瞼痙攣や神経眼科に関連した発信が多いです。(リンク⇒眼瞼痙攣の記事一覧をご覧ください)。今週で大型連休が終わりました。体調に気を付けてお盆までまた走り続けましょう。
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