自由が丘 清澤眼科について

[No.4306] 自由が丘清澤眼科最近の話題(長版) 98号;12月22日( 月曜日)

◎ ブログを元に、最近の話題を取りまとめてこの「自由が丘清澤眼科最近の話題:長版)と、それから記事を厳選したメルマガの発信をしています。今回(12月22日)で98。メルマガ読者数は患者さんを中心に(12月21日で)933になりました。(⇒視聴登録募集。ご登録はこちらから)、登録取り消しも簡単にできます。さて、一度読めていたのに、最近メルマガ配信が中断したという方は、あなたの携帯電話の迷惑メールボックスに入っている可能性がありますので来院時に当院職員にご相談ください。

年内最終集です。眼も整えて新年をお迎えください。

①  ご近所の話題など

◎ 自由が丘でランチ:七結びビル地下の新しいポルトガル料理店(マヌエルのワインと小皿料理)

路面にはポルトガルの国旗がはためいており、以前から「いつかは利用してご報告しよう」と思っていた店でしたが、それが本日ようやく実現しました。Manuel Vinho e Petiscos(マヌエル ヴィーニョ エ ペチスコスと発音します。意味はマヌエル(おそらく創業者・象徴的人物名)、ワインと小皿料理」という意味合いになります。

自由が丘でランチ:七結びビル地下の新しいポルトガル料理店(マヌエルのワインと小皿料理)

◎ 田舎の冬を知らせる干し柿作りと、私たちの目の健康の話

今年も、昨日干し柿が届けられてきました。 毎年11月になると、私の田舎(松本市)では干し柿作りが始まります。渋柿の収穫は意外に手間がかかり、特に重要なのは「へたをT字型に残す」ことです。干す際に縄やひもにかけるための大切な部分で、これが無いと吊るして乾かすことができません。

田舎の冬を知らせる干し柿作りと、私たちの目の健康の話

◎ 路傍の満天星(どうだん)つつじが見事な色合いに紅葉しています

満天星つつじは、ツツジ科に属する日本原産の落葉低木で、学名は Enkianthus perulatus といいます。古くから庭木や生け垣として親しまれ、特に関東地方では公園や遊歩道でよく見かける植物です。春には小さな白い壺形の花を下向きに咲かせ、夏は爽やかな緑の葉を茂らせ、秋になると写真のような鮮やかな紅葉を見せてくれます。一

満天星(どうだん)つつじが見事な色合いに紅葉しています

◎ データセンター投資は「過剰」なのか――日米の“いまの空気”を、数字と政策から整理する

データセンター投資は「過剰」なのか――日米の“いまの空気”を、数字と政策から整理する

◎ 日本の経済政策における「リフレ派」とは ――考え方の概要、メリット、注意すべきデメリット

財政キロつよりも経済成長を重視するという高市首相も含まれる日本経済に対する似た考えを持つ人々をリフレ派と呼びます。sのメリットとデメリットを纏めました。

日本の経済政策における「リフレ派」とは ――考え方の概要、メリット、注意すべきデメリット

◎ 人生の節目に、投資をいったん考え直すということ

1970年前後に出版された『岡部寛之の株指南 株式投機の理論と実際』。今の感覚からすると古めかしく感じる部分もありますが、思い返してみると、意外なほど今にも通じる考え方が書かれています。その中で私に印象的だったのは、「人生の節目では、これまでの投資はいったん整理し、新しい生活が落ち着いてから改めて方針を考えるのがよい」という趣旨の一節です。2026年は私にも大きな潮目になることでしょう。

人生の節目に、投資をいったん考え直すということ

自由が丘でランチ:カウンター6席の名店「とんかつ丸栄」

自由が丘には数多くの飲食店がありますが、長く地域の人々に愛されてきた「とんかつ丸栄」もその名店の1つです。

自由が丘でランチ:カウンター6席の名店「とんかつ丸栄」

② 一般患者さん向けの眼科の話題

◎ 「まつ毛ダニ」ってなに? 〜多くの日本人が持つ常在微生物と、そのトラブル〜

マスコミの方から2件の電話相談を受けました。私は目の寄生虫の専門家ではありませんのでざっとお答えして済ませましたが、私の過去のブログ記事を見てくださったようです。そこでもう一度まつ毛ダニ症についてまとめなおしてみました。眼瞼炎の方に眼瞼清潔操作をお勧めするという従来からの基本的対応でよさそうです。

「まつ毛ダニ」ってなに? 〜多くの日本人が持つ常在微生物と、そのトラブル〜

◎ 細菌性角膜炎に最も多く使われる抗生剤点眼のパターンは?

細菌性角膜炎の初期治療としてはフルオロキノロン単剤(ベガモックス、クラビット、ガチフロキサシンなど)が圧倒的に選ばれており、ガイドライン推奨のセファゾリン併用療法(日本ではセファメジン)はほとんど使われていないことが示されました。現在私が処方することの多い、クラビットやガチフロキサシンの選択でも最初はよさそうです。

細菌性角膜炎に最も多く使われる抗生剤点眼のパターンは?

◎ 眼科医として、咽頭ジストロフィーやその他の遺伝性筋疾患を疑う場合? 

咽頭ジストロフィー(特に咽頭遠位筋ジストロフィー)やその他の遺伝性筋疾患を疑う場合、特に眼症状と筋症状の組み合わせが重要な診断の鍵になります。このような患者で遺伝性疾患をさらに疑う所見や検査にを説明しました。

眼科医として、咽頭ジストロフィーやその他の遺伝性筋疾患を疑う場合?

◎ 他院で行ったICL(眼内コンタクトレンズ)をその後に抜去した後も異物感が続くのはなぜ? 

角膜に傷がなくても不快感が生じる要因は複数あります■ 原因として考えられるポイント ① 涙液メニスカス低下によるドライアイ、② 軽度の結膜弛緩症、③ マイボーム腺機能不全(MGD、④ 角膜知覚過敏(ニューロパチックアイペイン軽症型)、⑤ 眼瞼縁の軽度の内反・睫毛の当たり などを考えます。

他院で行ったICL(眼内コンタクトレンズ)をその後に抜去した後も異物感が続くのはなぜ?

◎ 網膜の動脈性出血を復習してみよう 

網膜の出血には静脈性と動脈性があります。動脈性出血は鮮紅色で勢いのある印象を持ち、しばしば動脈の走行に沿って小さく散在するのが特徴です。血管壁が急に破れたり、全身の高血圧が急激に悪化した場合に起こりやすく、静脈側の暗赤色の斑状出血とは外観が異なります。

網膜の動脈性出血を復習してみよう

③ 此処からは論文紹介など眼科のやや専門的、学術的な話題です

◎ 見えにくさだけが原因ではない― 高齢者の転倒リスクと「家の中の危険」を考える ―

転倒は、骨折や入院、要介護状態につながる大きな問題であり、できるだけ防ぎたい出来事です。これまで、視力が低下すると転倒しやすくなることは知られていましたが、最近、視力と転倒の関係は、住んでいる家の環境によって大きく左右されることを示した研究が発表されました。

見えにくさだけが原因ではない― 高齢者の転倒リスクと「家の中の危険」を考える ―

◎ HPVワクチンは子宮頸がんをどこまで防げるのか ― 世界的到達点と、残る誤解について ―

HPVワクチンと「精神異常」論争について:日本では一時期、HPVワクチン接種後に多彩な身体症状や精神症状(不安、抑うつ、解離様症状など)が出現するとの報道が社会問題化しました。これを受け、接種と精神・神経症状との因果関係が強く疑われた時期がありましたが、今の大勢はその説には否定的です。

HPVワクチンは子宮頸がんをどこまで防げるのか ― 世界的到達点と、残る誤解について ―

◎ 血液バイオマーカー検査がアルツハイマー医療をどう変えるのか

アルツハイマー病の診断は、これまでPET検査や脳脊髄液検査など、費用と負担が大きい方法に依存してきました。しかし近年、血液中の特定タンパク質(血液バイオマーカー:BBM)を測定するだけで病態を推定できる技術が進歩しています。日本ではレカネマブ治療の開始に伴い、迅速でアクセスしやすい診断体制の整備が求められています。

日本で進むアルツハイマー病診断の新しい流れ ――血液バイオマーカー検査が医療をどう変えるのか

④ 眼瞼痙攣、ビジュアルスノウなど神経眼科関連の話 

◎ 眼瞼痙攣とドライアイをテーマに、清澤がライム研究会で1月にネットで講演をします。

ドライアイ研究の世界で有名な有田有子先生から依頼を受けて1月中旬にネットを使った「眼瞼痙攣とドライアイ」をテーマにした講演をお引き受けして、その準備を始めました。会場は特に設定せず、自分の診療所からライム研究会会員向けのズームでの配信になます。抄録要旨を収載します。

第64回LIMEセミナー: ドライアイを伴う眼瞼痙攣の理解と包括的治療の実際 ;告知

ビジュアルスノウと片頭痛 ―ビジュアルスノウに 片頭痛予防薬は役立つか?

片頭痛を合併している方が多いことが、日本を含めた研究で指摘されています。そこで、「片頭痛を予防する薬を使えば、ビジュアルスノウも良くなるのではないか?」という疑問が自然に生じます。

ビジュアルスノウと片頭痛 ― 片頭痛予防薬は役立つのでしょうか?

◎ 〜ビジュアルスノウ症候群(VSS)の方のためのマインドフルネス介入〜

ビジュアルスノウ症候群(Visual Snow Syndrome: VSS)でお困りの方に向けて、新しい支援プログラムがイギリスで始まります。英国オックスフォード大学関係機関である Oxford Mindfulness Foundation が、VSSに特化した MBCT-Vision(マインドフルネスに基づく認知療法:視覚症状特化版) を2026年1月6日からオンラインで開講することを発表しました。

〜ビジュアルスノウ症候群(VSS)の方のためのマインドフルネス介入〜;VSIからの告知です

 

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