急募:当医院では神経眼科診療および特殊な検診に使うため、中古のゴールドマン視野計(タカギセイコー)を探しています。(提供いただける先生等おいででしたら、自由が丘清澤眼科(03-3718-5377)にお電話ください。引き継いで愛用させていただきます。
「現在ほとんど使っていなくて、場所ふさぎになっているだけのゴールドマン型視野計をお持ち」の眼科医の先生がおいででしたら引き取らせていただきたく、連絡をお待ちしています。
ゴールドマン視野計は検査員が患者の向かい側に座って、光源投射用のアームについた部品から半球状のスクリーンに向かって光を提示して、広い範囲の視野を測定する光学検査です。(上図)私が眼科医になったころは、これが眼科の視野検査機械の主流でしたが、最近はコンピュータ制御で中心30度程度を定量的に測定するハンフリー視野計が主流になりました。私も現在はハンフリー視野計を主に愛用しています。それでも、身体障害者指定の診断書作成(ハンフリーでも使えるプログラムはありますが)や、心因性視野障害でらせん視野を探す場合、患者さんが検査に集中しにくい認知症などを患っている場合、それに特殊な検診で視野スクリーニングを求められる場合にゴールドマン視野計は依然使い道があります。この機械をみると、戦前のドイツでゴールドマン博士がハーグストレート社と(コンピュータを用いずに)機械装置だけでこの測定機器をくみ上げた技術能力の高さに心を打たれます。
自由が丘における新規開院での機材リースセットには、ゴールドマン視野計を含めていなかったので、開院5か月めの今になって現在これを探しているという状況です。
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