日本神経眼科学会の機関紙である神経眼科2023.No2が届きました。
◎ 今回の特集は瞳孔の静的側面と動的側面:①序論、②高齢になると平均的に瞳孔は小さくなるという「瞳孔系の加齢変化」③弱視と対光反射異常のレビュー(大きな対光反射異常が、弱視眼一貫して検出されるわけではない)、④ピュピログラフィーによる他覚的機能評価:が掲載されています。
◎ 症例報告では:①抗MOG抗体陽性Leber遺伝性視神経症の一例(大多和太郎)、②マントル細胞リンパ腫(小林賢治)、③新型コロナウイルスワクチン接種後の視神経症5例(山崎美香):コロナワクチン接種後の視神経炎症例ではMOG抗体陽性のものが多い、④治療抵抗性抗MOG抗体陽性視神経炎の一例(後藤祐一郎)
◎ 眼瞼けいれん診療ガイドライン第2版(2022)最近の概念と見どころ:が公表されています。別記事で後日詳しく紹介しますが、私(清澤)もこのガイドラインにはシステマチックレビュー委員会(石川均、清澤源弘、若倉雅登)の一員として意見を述べさせていただきました。(日本神経眼科学会員は学会ホームページからダウンロードが可能。また、非会員は下記サイトから購入できます。https://www.molcom-jp/products/detail/155345/
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