自由が丘でランチ:Shutters編
本日はあいにくの雨模様。外を歩き回るのもはばかられる中で、医院から近い場所を選びました。自由が丘のランドマークとも言える「Luz自由が丘」という高層ビルの3階にあるレストラン Shutters(シャッターズ) です。自由が丘に古くからある人気店で、平日でも客足が途絶えず、休日にはさらに混雑するという評判を持っています。
店の構えと空間の特徴
入口を抜けると、奥に細長く伸びる客席が印象的で、右手には清潔感のあるキッチンがのぞけます。スタッフが料理を仕上げる様子を目の前に感じながら食事ができる、臨場感ある作りです。さらに、天気の良い日には開放感あふれる屋上テラス席を利用でき、気分を変えて食事を楽しめます。加えて、6人程度が入れる座敷風の個室も備えられており、家族連れや仲間内での会食にも重宝されます。こうした多様な席の用意が、この店が幅広い層に支持される理由のひとつといえるでしょう。
系列と得意料理
Shuttersは都内の人気エリアに複数展開している系列店で、その名を一躍有名にしたのは スペアリブ と アップルパイアラモード です。スペアリブは柔らかく煮込んだ後に香ばしく焼き上げられ、ガーリックやバジルなど好みのソースを選んで豪快にかぶりつくのが醍醐味。アップルパイアラモードは、焼きたてのパイの上に冷たいアイスクリームがのり、選べるソースで味の変化を楽しむことができます。甘党と肉好き、双方に強くアピールできる二枚看板があるのは、この店ならではです。
ランチの工夫と実体験
ランチタイムには、スペアリブやパスタ、グラタンに加え、丼物など多彩なメニューが揃えられています。私は今回は「今治風チャーシュー丼・スープ付き」を注文しました。香ばしく炙られたチャーシューがたっぷりのった丼で、並盛でも十分満足感があり、価格は1000円。大盛にもできるそうですが、並でちょうどよい量でした。自由が丘という土地柄を考えれば、非常に良心的な価格設定だと感じます。
注文スタイルについて
最近の流行に合わせ、こちらでは スマホ注文 を導入しており、必要最低限のスタッフで効率的に回そうと工夫しています。ただし、相対での対応も可能で、呼べば店員が快く応じてくれます。実際、私も一度誤って二重注文になってしまったのですが、声をかけるとすぐに確認してくれて、丁寧に解消していただきました。機械的な仕組みの中に人間的な温かさも残されている点に、この店のバランス感覚が表れています。
清澤コメント
自由が丘のShuttersは、地元の人々にとって定番でありながら、観光客にも強く勧められる一軒です。名物料理を試すのもよいですが、ランチの時間帯には今回いただいたチャーシュー丼のように、意外性のある手頃なメニューも楽しめるのが魅力です。特に雨の日や時間の限られた診療後など、「遠くまで行かずに安心して満足できる店」を探す際に、選択肢の筆頭に挙げられるでしょう。
地域のランドマークであるLuz自由が丘の中に位置し、テラス席から個室まで、多様なシーンに応える柔軟な店づくり。さらにスマホ注文の便利さとスタッフ対応の安心感を兼ね備えたサービス。自由が丘という街の空気を象徴するようなこの店でのランチは、日常に小さな特別感を添えてくれるものでした。



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