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[No.4361] 自由が丘ランチ再訪 ――ピーターラビット ガーデンカフェを、あらためて推薦したい理由――

これまで「自由が丘でランチ」シリーズでは、できるだけ新しいお店を開拓してご紹介するよう努めてきました。しかし、前回の紹介から約2年が経ち、最近になって短期間に2度利用し、あらためて満足度の高さを実感したお店があります。今回は例外として、そのお店を再度取り上げることにしました。それが、ピーターラビット ガーデンカフェです。

このカフェは、当院と同じ「サンセットアレイ(夕暮れの小道)」に面しており、医院からわずか30メートルという近さにあります。入口付近は丁寧に手入れされた植え込みに囲まれ、毎朝、奥様と思しき方が植栽の世話をされている姿を目にします。その光景からも、この店が日々大切に営まれていることが伝わってきます。

店内は、落ち着いた屋内席、開放感のあるテラス席、そしてピーターラビットの世界観を生かした雑貨コーナーの三つの要素で構成されています。なかでも私のお気に入りは、パリのシャンゼリゼ通りのカフェを思わせるテラス席です。テラスの前にはレンガで舗装された小道が伸び、わずかな上り坂の先が熊野神社の参道へと続いています。この道を見るたびに、私はモンマルトルのサクレクール寺院へ向かう小道を描いたユトリロの風景画を思い出します。自由が丘の一角にありながら、どこか異国の空気を感じさせてくれる場所です。店の前に置かれた、ロンドンの古い公衆電話を思わせる電話ボックスも、思わず写真を撮りたくなる魅力的なアクセントになっています。

さて、肝心の料理です。このお店の看板は、デミグラスソースをたっぷり使った各種オムライスでしょう。卵の火入れはやさしく、コクのあるソースが最後まで飽きさせません。オムライス以外にも、ハンバーグやシチューなど、洋食の定番を丁寧に仕上げた料理が揃っており、「どれを選んでも大きな外れがない」という安心感があります。付け合わせのサラダやパン、ライスに至るまで、全体のバランスがよく考えられています。

喫茶としての完成度も高く、コーヒーや紅茶だけでの利用も歓迎されます。特に紅茶はポットで提供され、可愛らしいポットカバーが添えられる心配りが嬉しいところです。慌ただしい診療の合間に、短時間でも気持ちを切り替えられる貴重な場所だと感じます。

土日を除けば当日の座席予約が可能で、実用面でも非常に使い勝手が良いのも特長です。先週から今週にかけて、私自身、急ぎで知人とランチを取る必要があり、この店を連続して利用しましたが、落ち着いた雰囲気と安定した料理のおかげで、どちらの日も満足のいく時間を過ごすことができました。

雰囲気、立地、料理、そして細やかな心配り。そのいずれを取っても水準が高く、安心して人をお連れできるお店です。自由が丘でランチをどこにするか迷ったとき、私はまずこの店を思い浮かべます。ピーターラビット ガーデンカフェは、今も変わらず、私が最も推薦したい一軒です。

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