ニュースの大意:NYSEが新しい取引プラットフォームの開発を発表
本日このようなニュースを見かけました。技術的には可能でしょうけれど、規制当局の許可待ちのようです。突発事象に振り回されることの倍、東京、ロンドン、ニューヨークの3市場が切れ目なくつながった状況ができるることになるのでしょう。
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ニューヨーク証券取引所(NYSE)は2026年1月19日、自社が「トークン化された証券」を対象にした新しい取引プラットフォームを開発中であることを正式に発表しました。このプラットフォームが実現すれば、株式やETF(上場投資信託)の取引を24時間365日いつでも行えるようになる可能性があります。
なぜこれは大きな話なのか?
従来の株式市場は決まった時間(平日の午前〜午後)にしか取引ができません。例えば、ニューヨーク証券取引所では通常、米国東部時間の午前9時30分〜午後4時までが取引時間です。この時間帯以外は売買できません。
これに対して今回のプラットフォームは、時間や曜日の制限なく取引を可能にする新形態です。投資家は世界中どこにいても、深夜や休日であっても株式やETFを売買できるようになります。
どうやって実現するのか?(ポイント)
このプラットフォームの特徴をわかりやすく説明すると以下の通りです:
1. トークン化された証券を使う
株式やETFなどの資産を、ブロックチェーン技術でデータ化・「トークン化」します。
このトークンは、デジタルな株式のように扱えるものです。
2. 24時間365日取引可能
従来のように取引時間が限られていません。世界中の投資家が好きな時間に参加できます。
3. 即時決済(T+0)
通常の株式取引では、売買成立後に実際の資金や株の移動(決済)が数日かかることがありますが、トークン化された取引では取引完了と同時に決済できます。
4. ステーブルコインでの資金調達も可能
「ステーブルコイン」という、価格が安定しているデジタル通貨を使って投資資金を用意できる仕組みも検討されています。
5. 株の「小さな単位」での取引も可能に
株式の一株まるごとでなく、端数株(0.1株など)でも売買できるという仕組みが見込まれており、個人投資家の参加を容易にします。
重要な前提条件 — 規制の承認が必要
この新プラットフォームはすぐに始まるわけではなく、米国の金融規制当局(SECなど)の承認が必要です。承認が降りるかどうかが今後の進展を左右します。
従来の株式市場との違い
| 項目 | 従来の株式市場 | NYSEの新プラットフォーム |
|---|---|---|
| 取引時間 | 平日・時間限定 | 24時間365日 |
| 決済速度 | 数日後に完了 | 即時完了(予定) |
| 資金の形 | 現金・銀行決済 | ステーブルコインなどデジタル通貨 |
| 取引単位 | 1株以上 | 端数株も可能 |
(まとめは複数報道の内容に基づく)
なぜ世界中の投資家が注目するのか
この動きは、伝統的な株式市場とブロックチェーン技術が融合する大きな試みと見なされています。
理由は:
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時間の制約がなくなり、世界中から市場参加者が増える可能性。
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決済の遅延がなくなることでリスクやコストが減る可能性。
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株式投資がより柔軟で身近になる可能性。
従来の市場は市場時間に縛られるため、世界的な資金フローを十分に取り込めない面がありました。これを解消しようという試みです。
まとめ(ポイントを簡潔に)
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NYSEが24時間365日取引可能なデジタル株式取引プラットフォームを開発中と発表。
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ブロックチェーンで株式などを「トークン化」し、即時取引・即時決済を目指す。
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規制当局の承認が必要であり、導入時期はまだ未確定。
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成功すれば世界中の投資家がいつでも株式取引できる仕組みになる可能性。



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