自由が丘でランチ
ラーメン店「これでいいのだ」(hyphen 間借り営業)編
今日の昼、自由が丘で少し変わったラーメン店に入りました。
みずほ銀行で通帳の記帳を済ませ、東に歩くこと10メートルほど。
ベーカリーの隣に、**「これでいいのだ 999円」「ラーメン」**という看板と旗が出ているのを見かけました。思い切って入ってみることにしました。
階段を下って地下へ。階段の白い壁は、お客さんか出演者によると思われるサインで埋め尽くされています。店内に入ると、まず目に入るのはピアノや音響機器。どう見ても普通のラーメン屋さんではありません。
ここは hyphen (ハイフン)という、ライブやトークイベントも行われるミュージックバーで、昼の時間帯にラーメン店が間借り営業している形のようです。昨晩もライブショーがあったようです。
席はカウンターが4席ほど、テーブル席が8席前後。
注文時に「細麺ですか、太麺ですか?」と聞かれ、私は細麺を選びました。999円なのでおいてある箱から一円玉がお釣りを受け取ります。水とコップ、レンゲは後ろのテーブルにまとめて置いてあり、ラーメンはカウンターまで運んでくれますが、それ以外はセルフ方式。食後の食器も自分で戻してほしいとのことでした。
先に2人連れのお客さんが食べ終わったところで、私はカウンター席へ移動。目の前には小さな象の置物——インドのガネーシャでしょうか。壁には酒瓶が並び、普段はバーとして使われている店であることが分かります。さらに、テーブルの上には大きな紅茶の缶が積み上がり、紅茶用と思われる食器も多数あります。
「主なお客さんは夜なのだろうな」と、自然に想像してしまいます。
しばらくしてラーメンが到着。
小さめの丼に、山のようにもやしが盛られ、味付きのひき肉と揚げ玉のようなものが混ざっています。見るからにボリュームがあります。さらに珍しいことに、生卵が小鉢で添えられて出てきました。「卵をつけて食べる方が多いです」との説明。
確かに、つけ麺のように卵にくぐらせると、味がまろやかになり、食べやすくなります。
直前に食べていたのは、工事現場の昼休みと思われる30代の男性2人組でしたが、「ボリューミーですね」と正直な感想を述べて店を出ていきました。
私が滞在している間の客数は6人ほど。路面店でよく流行っているラーメン屋さんの回転とは違います。
一人1000円で、これでやっていけるのだろうかと、つい余計な心配までしてしまいました。しかし、暖簾には**「これでいいのだ」**という強い主張があり、そこには 大勝軒 の店主と思われるサインも入っています。どうやら、老舗ラーメンの流れを意識した試みでもあるようです。
帰り際に改めて入口を見ると、前日の夜は特別なライブショーが行われていたとの案内が掲示されていました。昼はラーメン、夜は音楽やトークイベント——この空間の多層的な使われ方も、この店の特徴なのだと思います。
店舗メモ
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場所:自由が丘駅近く、三笠ビル地下1階(hyphen 内)駅前再開発工事の北側の通り。
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形態:ミュージックバーを間借りした昼限定ラーメン営業
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メニュー:ラーメン一択(細麺・太麺選択可、生卵付き)
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価格:999円
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特徴:ボリューム重視、生卵につけて食べる独特のスタイル
「これでいいのだ」という言葉は、投げやりにも聞こえますが、実際に食べてみると、これはこれで一つの完成形。
自由が丘の昼の顔として、しばらく静かに続いてほしい店だと感じました。



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