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[No.3818] 副涙小点をご存じですか?

副涙小点をご存じですか?

「正常ではまぶたには上下左右それぞれ1つずつ、合計4つの涙小点(涙を排出する小さな穴)がありますが、ごくまれに副涙小点(supernumerary punctaといって、通常より多く存在することがあります。その発生頻度は約6万人に1人で、下まぶたに現れることが多く、最大で4つの追加の小点が報告された例もあります。多くは無症状ですが、涙が流れすぎたり乾燥を感じることもあり、精密検査で検出されることがあります。」

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Q: accesoru lacrimal pointは左右で上下に一つずつ合計4つある涙管の入口である涙小点が4つ以上ある状態と理解していますが、それに関する記載がどこかに見られますか?

A::あなたの理解は正しいです。つまり、「accessory lacrimal point(副涙小点)」とは、通常眼には上下各1つ、左右で計4つ存在する涙小点に加えて、それ以上に存在する追加の涙小点を指します。そして、この状態は学術的に「supernumerary lacrimal puncta(過剰涙小点)」とも呼ばれています。

いくつかの文献にその記載が確認できます:

つまり、学術的にも「涙小点が左右上下それぞれ一つずつ、合計4つ以上ある」という状態は認識されており、まさに“supernumerary lacrimal puncta” として記載されています。

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過剰な涙点はめったに報告されませんが、例外的にまれではありません。細隙灯検査で片側の 3 つの下涙点が明らかになり、そのうちの 1 つだけが機能している断続的な涙液 (流涙症) の症例を提示することを提案します。
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