M3記事(⇒リンク)によれば、日本眼科医会は、金沢市内の1.5次避難所に眼科医療支援車両「ビジョンバン」(眼科診療機材を積んだバス)を派遣したそうです。2日で80人超ですから多くの必要があったという事でしょう。:記事の要旨を採録します。
- 能登半島地震での眼科医療支援:日本眼科医会は、1月20日と21日に、金沢市内の1.5次避難所に眼科医療支援車両「ビジョンバン」を派遣した。両日で82人を診察し、点眼薬や老眼鏡を配布した。
- ビジョンバンの機能と活動:ビジョンバンは眼科検査に必要な暗室機能を備えており、平時には健診を主体とした活動、有事に際しては救援活動を行っている。東日本大震災での被災地眼科診療支援活動の経験をもとに、宮城県から宮城県眼科医会に眼科健診車両事業が認可された。
- 眼科ニーズの調査と対応:日本眼科医会は、災害対策本部を立ち上げ、JMATに同行して被災地を訪問し、各避難所での眼科ニーズの有無を尋ねるアンケートなどを行った。受診者は高齢者が多く、点眼薬や老眼鏡の不足、眼乾燥感などの訴えが多かった。受診者の費用負担はなく、関連団体から寄付されたものが無償提供された。
- 今後の支援の展望:能登半島の被災地には道路状況が悪く、現時点ではビジョンバンでは行けなかった。今後もニーズがあれば支援を行っていきたいと日本眼科医会は話した。
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