結膜炎・花粉症・ものもらい (結膜疾患)

[No.2059] 流行性角結膜炎が左右同等に充血を起こすこともある

流行性角結膜炎はこのブログでもこれまでに何回も取り上げた話題です。両眼性の結膜炎の患者さん。先週から充血が強くて、他の診療所でステロイドと抗菌薬点眼を処方されるも炎症は消退しないとのことで初診来院。輪部近くまで広がる強い充血(+)、濾胞(+)、瘢痕(なし)、乳頭(-)。診断の決め手はアデノチェックですが、十分な時間を待たないと陰性と間違って判定することもあります。

以下に流行性角結膜炎の診断と治療についての説明を記載します。

流行性角結膜炎の診断

流行性角結膜炎は、主にアデノウイルスによって引き起こされる感染症で、特徴的な症状としては目の充血、涙や分泌物の増加、目のかゆみや刺激感があります。診断は主にこれらの症状と患者の医療歴に基づいて行われます。しかし、確定診断を行うためには、涙や結膜からのスワブ検体を採取し、ウイルス学的な検査(アデノチェック)を行うことが必要です。

流行性角結膜炎の治療

流行性角結膜炎の治療は主に対症療法で、他の患者さんを感染源の患者さんから遠ざけることと、医師や医療者の自己感染を防ぐための手洗いが重要です。また、冷却パッドや人工涙液を用いた目の保湿も一般的に推奨されています。

抗ウイルス薬や抗生物質は通常は必要ありませんが、重度のケースや二次感染の発生が考えられる場合には、医師の判断で使用されることもあります。

なお、流行性角結膜炎は非常に感染力が強いため、他人への感染を防ぐためにも早期治療と適切な予防策が重要です。具体的な治療法や予防策は患者の具体的な症状や健康状態によりますので、専門家と相談することをお勧めします。具体的な診断や治療法は個々の患者さんの具体的な状況や健康状態によりますので、専門家と相談することをお勧めします。また、最新の医学的知見やガイドラインを参考にすることも重要です。

流行性角結膜炎(EKC, epidemic keratoconjunctivitis)とは

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