緑内障

[No.2964] 緑内障がある人が日常に気を付けるべきことは?

緑内障のある患者さんでは、眼圧測定、OCTによる眼底評価、ハンフリー視野計による視野の継続的観察などを行います。このほかに緑内障の患者さんが日常生活で気を付けることについてのポイントを以下に挙げます。
  1. 眼圧管理: 定期的な眼圧測定を行い、異常があればすぐに受診すること。

  2. 生活習慣の見直し:

    • 適切な睡眠時間を確保し、ストレスを減らすこと。
    • 規則正しい食生活を心がけ、特に抗酸化物質が豊富な食品(緑黄色野菜、果物など)を摂取すること。
  3. 運動習慣: 軽い運動を取り入れ、血流を改善し、全体的な健康を維持すること。ただし、頭を下にするような姿勢は避ける

  4. 目の疲れを避ける: 長時間のスマホやパソコンの使用を避け、適宜休憩を取ること。作業環境を整えることも重要です。

  5. 紫外線対策: 外出時にはUVカットのサングラスを着用し、目を紫外線から守ること。

  6. 水分補給: 十分な水分を摂取し、体内の水分バランスを保つこと。特に夏場や運動後は意識して水分を摂る。

  7. 禁煙: 喫煙は視神経に悪影響を及ぼすため、禁煙を心がけること。

  8. アルコールの制限: 過度の飲酒は健康に悪影響を与えるため、控えめにすること。

  9. 症状の変化に敏感になる: 視力の変化や眼の痛み、かすみなどに気を付け、異常があればすぐに医師に相談すること。

これらの点に注意することで、日常生活の質を向上させるとともに、緑内障の進行を抑える助けとなります。

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