緑内障

[No.3535] 緑内障に良くない生活習慣には何がある?

緑内障に良くない生活習慣を問われました。点眼使用の中断。定期検査の抜け、水やビールの一気飲み。睡眠時無呼吸症候群放置、暗所での読書、俯き姿勢での休息などが挙げられます。

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緑内障治療のために避けるべき生活習慣

  1. 点眼薬の使用を怠ること 指導された点眼薬を使用しない、または忘れてしまうと、眼圧が不安定になり、症状が悪化する可能性があります。

  2. 定期検診を受けないこと 症状の進行を防ぐために、定期的に医師の診察を受けることが不可欠です。

  3. 大量の水やビールを一気に飲むこと 短時間で大量の水分を摂ることは、眼圧を一時的に上昇させるリスクがあります。水分摂取は適量を心がけましょう。

  4. 睡眠時無呼吸症候群を放置すること いびきを伴う無呼吸症候群は、眼圧や血流に影響を及ぼし、視野欠損の進行を助長する可能性があります。適切な検査と治療が必要です。

  5. 暗い場所での読書 特に白内障があり隅角が狭い患者さんでは、暗い場所での読書が散瞳を引き起こし、緑内障発作を誘発する可能性があります。明るい環境で読書をするようにしましょう。

  6. うつむき姿勢での休憩 机に腕を置いて休むような姿勢は、狭隅角緑内障を誘発する可能性があるため注意が必要です。

緑内障のリスクファクター

開放隅角緑内障

  • 加齢:特に40歳以上の人に多い。

  • 家族歴:親や兄弟に緑内障患者がいる場合、リスクが上昇。

  • 高眼圧:眼圧の高い状態が続くとリスクが増加。

  • 近視:特に強度近視の人は注意が必要。

  • 糖尿病や高血圧:これらもリスクを高める可能性があります。

狭隅角緑内障

  • 女性:男性に比べリスクが高い。

  • 高齢:特に60歳以上で発症率が増加。

  • 遠視:隅角が狭い傾向がある。

  • 水晶体の変化:加齢に伴う水晶体の厚み増加が原因となる場合があります。

  • 薬剤の使用:抗コリン薬や睡眠薬などは眼圧上昇のリスクがあるため注意。

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