緑内障に良くない生活習慣を問われました。点眼使用の中断。定期検査の抜け、水やビールの一気飲み。睡眠時無呼吸症候群放置、暗所での読書、俯き姿勢での休息などが挙げられます。
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緑内障治療のために避けるべき生活習慣
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点眼薬の使用を怠ること 指導された点眼薬を使用しない、または忘れてしまうと、眼圧が不安定になり、症状が悪化する可能性があります。
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定期検診を受けないこと 症状の進行を防ぐために、定期的に医師の診察を受けることが不可欠です。
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大量の水やビールを一気に飲むこと 短時間で大量の水分を摂ることは、眼圧を一時的に上昇させるリスクがあります。水分摂取は適量を心がけましょう。
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睡眠時無呼吸症候群を放置すること いびきを伴う無呼吸症候群は、眼圧や血流に影響を及ぼし、視野欠損の進行を助長する可能性があります。適切な検査と治療が必要です。
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暗い場所での読書 特に白内障があり隅角が狭い患者さんでは、暗い場所での読書が散瞳を引き起こし、緑内障発作を誘発する可能性があります。明るい環境で読書をするようにしましょう。
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うつむき姿勢での休憩 机に腕を置いて休むような姿勢は、狭隅角緑内障を誘発する可能性があるため注意が必要です。
緑内障のリスクファクター
開放隅角緑内障
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加齢:特に40歳以上の人に多い。
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家族歴:親や兄弟に緑内障患者がいる場合、リスクが上昇。
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高眼圧:眼圧の高い状態が続くとリスクが増加。
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近視:特に強度近視の人は注意が必要。
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糖尿病や高血圧:これらもリスクを高める可能性があります。
狭隅角緑内障
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女性:男性に比べリスクが高い。
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高齢:特に60歳以上で発症率が増加。
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遠視:隅角が狭い傾向がある。
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水晶体の変化:加齢に伴う水晶体の厚み増加が原因となる場合があります。
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薬剤の使用:抗コリン薬や睡眠薬などは眼圧上昇のリスクがあるため注意。
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