神経眼科

[No.2320] 虚血性視神経症とは

簡便に述べると、虚血性視神経症は、視神経への血流が妨げられることで視神経の損傷をきたす病気です。視神経は脳神経の1つで、眼球の後ろから脳につながり、目に入る映像の情報を脳へと伝達する役割があります。虚血性視神経症では、何らかの原因により視神経への血流が妨げられて視力の低下などが生じます。原因によって、動脈に炎症をきたして発症する“動脈炎型と動脈の炎症を伴わない“非動脈炎型”に分けられます。動脈炎性虚血性視神経症では、視力障害が急速に進行するため、できる限り速やかにパルス療法で副腎皮質ステロイド薬が投与されます。一方、非動脈炎性虚血性視神経症に対しては有効な治療法がなく、両目の視力障害の発症を抑制する方法も確立されていません。

如何に以前の詳しい記事をつないでおきます。

虚血性視神経症とは何ですか?

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