メニコン社のハードコンタクトレンズ「フォーシーズン」の説明を聞きました。
このレンズは、3か月で使い捨てるレンズが4枚入ったケースに入っています。一誠堂コンタクトでは、メルスプラン専用で扱っています。メルスプランは、入会金が3000円で、月々2400円のサブスクシステムです。商品コンセプトは、「季節を感じてレンズを着替えるハードコンタクトレンズ」です。春はピンク、夏は緑、秋は黄色、冬は青の色がブリスターとレンズに着色されています。このハードレンズは、超精密モールド(鋳型)製法で作られ、それが超精密切削加工で仕上げられています。終日装用、3か月交換で薄い構造であるので、酸素透過率は132と高く、紫外線吸収加工もされています。レンズの直径は、ベースカーブによって異なります。
主な製品特徴は以下の通りです。
- 今までにない定期交換型レンズ
- 周辺薄型デザイン
- 高い酸素透過性
- クリアな視界
ハードコンタクトレンズでは、視力が出やすい(26%)、取り扱いしやすい(19.2%)、ケアが楽(18.3%)、ソフトコンタクトレンズが合わなかった(11.9%)、費用が安い(11.9%)という理由で選んだ人が多いという調査結果があります。
フォーシーズンだから対応できた点として、処方者側ではトライアルが豊富で処方が簡単だということや、トライアルも使い捨てだということが挙げられました。ユーザー側では、装用感の向上やスペアを持つ安心感や傷がつく前の定期的交換が挙げられました。レンズデザインは周辺の薄型デザインが取り入れられており、まばたきの手ごたえも薄くなっています。
フォーシーズンはハードコンタクトレンズの長所と定期交換レンズの長所を合わせた新カテゴリーになっています。装用トライアル後使用を中止になっても従来のような製品回収は必要ありません。
遠近両用タイプもあります。その製品ではレンズの中心部を遠方視に、レンズの周辺部を近用にデザインしています。
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