コンタクトレンズ・眼鏡処方

[No.2172] まぶしさと付き合う⑤/6 機器・アプリ活用しカバー

11月14日の読売新聞にはNo.8137 が掲載されました。しかしこの記事だけは、先頭の部分もネットには公開されていません。新聞記事を見てその概要をまとめてみます。

   ーーーー記事概要ーーーー

機器・アプリ活用しカバー

 「まぶしさを和らげるレンズ」を岡本石井病院(静岡県焼津市)の視能訓練士が紹介した。Oさんは14歳で「脳脊髄液減少症」を発症した。頭痛、倦怠感、まぶしさ(光過敏)。視能訓練士は「部屋のカーテンを閉め切って暮らしている」と聞き、遮光眼鏡を薦めた。半年が過ぎ、暮らしやすさを実感する日が続く。見えずらい人に向けたスマートフォンのアプリも使っている。例えば、スマホのカメラに映し出された文字を読み上げるアプリなどもある。インターネットを活用したスマート家電は声で操作できる。眼科医の三宅琢さんは「スマホやタブレット、スマート家電は、読みたい、知りたいというニーズを満たしてくれる。あきらめず、積極的に情報を集めて、こうした機器を活用してほしい。」と呼び掛けている。日本眼科医会のウエブサイトでロービジョンケアが受けられる全国の医療機関リストを掲載している。

清澤注:脳脊髄液減少症とは、脳せき髄液減少症は、脳や脊髄の周りを流れる脳脊髄液が外に漏れてしまう病気です。頭痛、めまい、首の痛み、耳鳴り、視力低下、全身倦怠感などの様々な症状が現れます原因は不明、もしくは交通外傷など強い衝撃の場合が多く、治療予後は改善率約75%です。 脳脊髄液減少症が疑われる場合、腰椎穿刺を行い、髄圧が低いことが確認されます。その他の検査としては頭部MRI検査や脳槽シンチグラフィーなどが行なわれます。安静にして水分を十分にとることやブラッドパッチなどの処置が治療になります。

 

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