清澤のコメント:広範な取り付け騒ぎにつながらねば良いが。カリフォルニアでスタートアップ企業への貸し付けや、そこからの預金を集めており、米国全国で19位という比較的大きな銀行です。イェレン財務長官は救済しないと発言したそうですが、イギリスの資金が救済に向かうという噂も。このショックで入ヨークの時間外取引で株価は大きく下げており、安全資産の金価格や円は逆に少し上げているそうです。この動画で、ホリエモンは銀行のバランスシートは左右が逆であると解説しています。。
一方NHKは:
シリコンバレーバンクが経営破綻 米銀行破綻で2番目の規模
アメリカの金融当局は、西部カリフォルニア州に拠点をおき、スタートアップ企業向けの融資で知られる銀行が経営破綻したと発表しました。この銀行の総資産は2000億ドル余り、日本円でおよそ28兆円と、アメリカの銀行の破綻では2008年に起きた貯蓄金融機関の破綻に次ぐ2番目の規模となります。
FDIC=連邦預金保険公社などアメリカの金融当局は10日、カリフォルニア州に拠点をおく「シリコンバレーバンク」が債務超過に陥って経営破綻し、FDICが管財人として資産を引き継いだと発表しました。
破綻の理由についてアメリカのメディアは、利上げによって価格が下落した債券の売却で損失が出て経営が悪化し、顧客からの預金の引き出しが相次いだことなどが原因だと報じています。
市場関係者「金融業界への影響は限定的か」
また、別の市場関係者は「今回の経営破綻の背景にはシリコンバレーバンクが積極的に融資していたテクノロジー関連のスタートアップ企業の業績不振があるのではないかとの見方も出ている。金融業界だけでなくスタートアップ企業への影響についても注意して見ていく必要がありそうだ」と話しています。
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