清澤のコメント:昨日3月17日には阿佐ヶ谷の名画座で、そして今日はアマゾンで400円を払ってレンタル視聴してブログを書いています。あえて吹き替え版ではなく日本語の字幕版です。ところどころに、わかるフレーズがあります。2度通してみるといくつも新たな発見がありました。
原題:Remi sans famille (家族のいないレミ)Nobody’s boy(英語題名),
邦題:家なき子 希望の歌声
製作国:フランス(2018年)日本公開日:2020年11月20日
監督:アントワーヌ・ブロシエ
〇 初めは子供が屋敷の台所でケーキを盗み食いして見つかる場面から始まる。やがてその子を捕まえたおじいさんが実は主人公であり、自分の人生を語るという流れで物語は始まる。
〇 牛小屋で、子供のレミが見て怯えて帰った男は、後に彼の親方となるビタリスさんでした。
〇 ビタリスさんはレミの歌った子守唄の楽譜を、「これがお前が誰であるのかを示すものだから肌身離すな」と言って渡します。終盤で実の母は、その楽譜を見てレミを実の子と信じます。然し、レミはどうしてこれを覚えられたのでしょうか?生まれたばかりの子が母の子守唄を覚えているとも思われませんが。
〇 レミの子守歌の動画:https://youtu.be/TtePktqPdhE?si=ihKgJQDDlU8Iy6MO
〇 フランスの大地と広大な農地の画像に魅せられます。ミレーの落穂拾いが描かれたバルビゾンの農村風景も思いだしました。
〇 何回も実写やアニメでこの作品はリメイクされていたそうですが、国際的には日本のアニメの方がむしろ有名だという噂もあります。
〇 1830年生まれのエクトール・アンリ・マロはパリで小説家として多数の作品を発表した。代表作がこの「家なき子」。 五来素川、菊池寛、林芙美子、など日本語の翻訳も多いです。心が洗われます。大人にもお勧めできる映画です。
〇 圧巻のバイオリン独奏、実際には背景にオーケストラが入っていました。メンデルスゾーン バイオリン協奏曲第1楽章だそうです。
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