【自由が丘散歩】木と香りに癒されるひととき —— 熊野神社前の「NENRIN 年輪木工所」
約1年にわたって取り組んできた、新しい眼瞼痙攣治療薬(ボツリヌスAトキシン製剤)の治験がいよいよ終盤を迎えました。本日は、その治験をサポートしてくださった製薬会社のご担当の方々と、最後のご挨拶を兼ねてランチをご一緒しました。
会場に選んだのは、当院のすぐ裏手、熊野神社参道の入り口にある「NENRIN 年輪木工所」。当院からも徒歩わずか100メートルと至近の立地ながら、実はこれまで中に入る機会がなく、今回が初訪問でした。午後12時45分ごろに伺いましたが、外国人も含めてすでに10名ほどのお客さまが思い思いに食事やコーヒーを楽しまれており、地域の中にしっかり根付いたお店だということがうかがえました。
木のぬくもりに包まれる空間
「NENRIN 年輪木工所」は、自由が丘一丁目の静かな通りにたたずむ、小さな木工品とコーヒーの店。外観は木材店や工芸ギャラリーのようにも見えますが、中に入ると一変、木の香りに包まれた落ち着いたカフェ空間が広がります。
無垢材のカウンターやテーブル、壁に飾られた手作りの木工品たちが、訪れる人の目と心をそっと癒してくれます。まるで森の中に迷い込んだかのような、穏やかな錯覚を覚える場所です。
丁寧に淹れられたコーヒーと、心に残るランチ
カフェスペースでは、浅煎りから中深煎りまで選べるスペシャリティコーヒーが、木の器やトレイに乗せて提供されます。その一杯は、ただの飲み物ではなく、五感で味わう「体験」と言えるほど印象的でした。
ランチメニューも1800円前後で提供されており、季節の素材を活かした心のこもった内容。木のぬくもりの中でいただく食事は、日常を少しだけ特別に感じさせてくれます。
暮らしに寄り添う木工品たち
「NENRIN」のもう一つの顔は、店内の二階に広がる“木工所”の展示。ここで展示・販売されている木製品はすべて同社で丁寧に製作された一点ものです。
カトラリーや器、小さな家具、文具など、どれも日常生活の中にそっと取り入れたくなるやさしいデザイン。お子さま用のスプーンや知育玩具もあり、目の健康に配慮する親御さんにも安心しておすすめできる品々です。なお、本店は大阪にあるとのことです。
木と目と心の健康
眼科医の立場から見ると、木材の自然な色合いや質感は視覚的ストレスを軽減する効果があると考えられます。スマートフォンやパソコンに囲まれた現代生活では、目も心も常に刺激にさらされがちです。
だからこそ、NENRINのような“自然素材”に触れられる空間でのひとときは、視覚や嗅覚をリセットする大切な時間になることでしょう。
おすすめの立ち寄りスポットとして
自由が丘での診察やお買い物のついでに、熊野神社参道前の「NENRIN 年輪木工所」で、ぜひ静かなひとときをお楽しみください。眼も心もやさしく癒される、そんな場所です。
店舗情報
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店名:NENRIN 年輪木工所
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住所:東京都目黒区自由が丘1丁目(熊野神社入り口すぐ)
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営業日:水曜~日曜(週5日営業)
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営業時間:10:00~17:00(変更の可能性あり)
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最新情報:Instagram @nenrinwoodworks
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