自由が丘でランチ:「壁の穴」〜昭和から続くスパゲッティ専門店で“マドンナの欲張りパスタ”を味わう〜
自由が丘駅の南口の直前、マリ・クレール通りのメルサ1ビルの3階。その名も「壁の穴 自由が丘本店」。昭和の香り漂うスパゲッティ専門店で、創業は1953年。日本における“スパゲッティ文化”の草分け的存在として、今なお多くの人々に愛され続けています。
店舗情報
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店名:スパゲッティ 壁の穴 自由が丘本店
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住所:東京都目黒区自由が丘1-3-9
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電話番号:03-3717-6721
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営業時間:11:00~21:00(ラストオーダー 20:30)
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定休日:不定休
入り口には風情ある木の看板とガラス窓。店の前には7脚の木製の待合椅子が並び、ランチタイムには地元の家族連れや学生、近隣の勤め人たちで行列ができることもしばしば。順番を待っていると、店員さんが少し早めに注文を聞きに来てくれる心遣いもうれしいポイントです。私も今回はその椅子に腰かけ、「マドンナの欲張りパスタ」を注文。入店前に先にオーダーを取りに来てくれたおかげで、着席後すぐに出来立てのスパゲッティをいただけました。
壁の穴の魅力とは?
“スパゲッティ専門店”といっても、壁の穴の特徴は単なる洋風パスタとは一線を画す、どこか和のテイストが香る“日本風スパゲッティ”。その背景には、創業者が『壁の穴』から着想を得て、まだパスタという言葉が馴染みのなかった時代に「スパゲッティを日本人の家庭料理にしたい」との思いから、親しみやすい味を追求してきた歴史があります。「壁の穴(Buco nel muro)」は、イタリア語で「小さな店」や「目立たない場所」という比喩的表現としても使われ、日本の飲食店や商業施設の名前として転用されているケースの例にもされています。
メニューには、明太子、たらこ、しそ、なめこ、おろしなど、和風素材を巧みに使ったオリジナルスパゲッティがずらりと並び、老舗ながらも進化を続ける柔軟さを感じさせてくれます。
名物メニュー「マドンナの欲張りパスタ、欲張りマドンナ」
今回いただいたのは、ランチ限定でもあり、店の人気ナンバーワンともいえる「マドンナの欲張りパスタ」。その名の通り、一皿に多彩な具材が贅沢に盛り込まれた“夢の詰め合わせ”のようなメニューです。
● 具材例(日によって若干異なるようですが)よくばりマドンナは、7種類の具材を彩り豊かに散りばめた逸品。
具は(ベーコン、ソーセージ、小海老、玉ねぎ、ピーマン、しめじ、プチトマト)で、昔ながらのバター醤油風味に味付け。
見た目にも華やかで、一皿の中に和と洋の絶妙なバランスが感じられる、これぞ「壁の穴」ならではの味。ベーコンの香ばしさ、kぺ美の香り、緑のピーマン、プチトマトの酸味などが一体となり、どこから食べても新しい発見があります。量も普通、中盛、大森ができるそうです。民芸風で豪華な伊万里の色皿で供されました。
ソースは、オイルと醤油のあっさり系にベースを置きつつ、和素材がふんだんに活かされ、重たくなく、けれど満足感はしっかり。ランチにぴったりの一皿です。ボリュームも控えめな女性から食べ盛りの若者まで満足できる量で、「ちょっと欲張ってもいいかな」と思えるおいしさです。
眼科院長コメント:
「目と食は密接に関係しています。とくに明太子やシーフードに含まれるビタミンB群やタウリンは、網膜や視神経の機能維持に役立つ栄養素として注目されています。もちろん食事はバランスが大切ですが、“おいしくて体にもうれしい”ランチを楽しめるのは心身のリフレッシュにもなります。」近くにお越しの際は、ぜひ「壁の穴 自由が丘本店」で一皿の贅沢をご堪能ください。予約は不可ですが、平日のお昼前後を少し外すと比較的スムーズに入れます。医療の合間、診療前後のランチタイムにぴったりの名店です。
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