自由が丘でランチを探して歩いていると、ふと「変わったな」と感じる瞬間があります。
先日、いつものように通りを歩いていて足を止めたのが、ステーキ店 羊ちゃん の前でした。
見慣れた店名がなくなり、新しい看板には
GYU JIKABY JIYUUGAOKA BEEF STEAK
という文字。正直なところ、「あれ、別のお店に変わってしまったのだろうか」と一瞬思いました。
ところがその時、ちょうど顔なじみの店長さんがこちらに気づき、声を掛けてくださいました。お話を伺うと、閉店や業態変更ではなく、あくまで“プチリニューアル”。店の中身や考え方はそのままに、看板とランチの方向性を見直したのだそうです。
看板を変えた理由はとてもシンプルで、「初めて通る人にも、ここが“ステーキ屋”だと一目で分かるようにしたかったから」。自由が丘は人の流れが多く、飲食店の選択肢も豊富な街です。その中で、何の店かが瞬時に伝わることは、とても大切なのだと改めて感じました。
もう一つの大きな変化が、ランチ価格の見直しです。
ランチは1000円台、中心は1200円前後。しっかりしたステーキを、日常の昼食として楽しんでもらいたい、という思いからの決断とのことでした。実際にその効果はすぐに表れているようで、私が通りかかった時も、ランチタイムの店内は以前より明らかに活気がありました。
実際、ネット上の口コミではここ最近、
「ランチが安くなって利用しやすくなった」
「以前より気軽に入れる」
「平日の昼でも賑わっている」
といった反応が目立つようになり、今回の見直しが街に受け入れられている様子が伝わってきます。価格を下げたからといって質を落とすのではなく、“入り口を広げた”ことが評価されている印象です。
この日(金曜日)の日替わりランチはカレーステーキでした。
香り立つカレーソースと、きちんと焼かれた牛肉の組み合わせは、ご飯が進む安心感のある一皿。ステーキというと少し身構えてしまう方でも、こうしたメニューなら気軽に楽しめるのではないでしょうか。
このお店は、実は昨年秋にオープンした、比較的新しい存在です。開店当初から、肉の扱いは丁寧で、焼き加減や味付けにも安定感があり、「ちゃんとした店だな」という印象を持っていました。今回のリニューアルは、その良さを残したまま、より多くの人に知ってもらうための工夫だと感じます。
看板が変わると、常連としては少し戸惑うものですが、中に入ってみれば、店長さんの変わらぬ笑顔と、きちんと満足できる一皿が待っています。
自由が丘で、「今日は少ししっかり食べたい。でも高すぎるのは困る」——そんな日に、思い出してほしい一軒です。
個人的にも、これから先、街に根づいて長く続いてほしいと願っているお店です。



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