清澤のコメント:世の中で弱者に出会ったときにちょっと手を貸してあげられるような心持でいたい、と思わせてくれた記事でした。弱者を自分にとっての邪魔者と感じてしまうことが当たり前の世相は怖いです。助けてくれた老婦人がいてよかった。バスの運転者にも、業務上の義務云々ではなく、心持のあり様が問われそうです。しかし、他方では乳母車が乗るたびに運転席を離れて手を貸すことも推奨はされないでしょう。心境は複雑。東急バスと都バスの見解も聴きたいです。
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大山加奈さん バスが双子ベビーカー乗車拒否 涙の訴え「ドアを開けてもらえず…涙腺崩壊。悔しくて」
バレーボール元日本代表の大山加奈さん
バレーボール女子元日本代表でスポーツ解説者の大山加奈さん(37)が7日、自身のインスタグラムを更新。双子を乗せたベビーカーとともにバスに乗ろうとしたところ、乗車拒否されたことを訴えた。 【写真】双子ベビーカーでなんとかバスには乗れたけど…悲しい現実に「涙腺崩壊」(インスタから) 「バスに乗れなくて泣く日が来るなんて…」と書き出し、過去に一度チャレンジして「撃沈した」という双子ベビーカーでのバス利用に再び挑んだ様子を記した。 「もう乗らない…と思ってたけどふたごの靴を買いに行きたくて悩みに悩んだ末に思いきって再度チャレンジしてみることに」とバス利用を決意した。「バス停でバスが来るのを待ち、後ろのドアから乗り込もうとしたら…なんとドアを開けてもらえませんでした。そのまま走り去るバス…悲しくて込み上げてくる涙を堪えながら もう帰ろうかとふたごに話しかけていたら一緒に並んでいた方が、『次はわたしが運転手さんに言いますから』と声をかけてくださり、次のバスを待つことに」と1本やり過ごして次を待った。 「次のバスはドアは開けてくれましたが歩道の段差とバスのステップまで大きな溝が…歩道から直接バスに乗り込むというのも無理な距離だし一度車道に降りる幅もないというどうにもならない状況…困っていても運転手さんはスルー。乗客のご高齢の女性が手伝ってくださろうと動いてくれましたがこんな重いベビーカー持たせられません…火事場の馬鹿力でベビーカーを持ち上げなんとか乗り込みました…(高校時代デッドリフトやりまくっていてよかった…)この時点でもうすでに心折れかけていましたが目的地に到着し、また更なる困難が…あの段差問題、乗るより降りる方が大変なのです。。。先ほどのあの女性が手を差し伸べてくださりこの重いベビーカーを持ち上げてくれてなんとか降りることができました。運転手さんは再びスルー」と運転手は補助しようとしなかったという。 「悲しくて悔しくて…乗客の女性の優しさが沁みて…色々な感情が込み上げてきて涙腺崩壊…泣きながらショッピングモールへと向かいました…これまで数々の修羅場を潜り抜けてきたのになんでこんなことで泣いているのだろうって自分でも思いましたが涙が全然止まらなくて…」と感情が爆発してしまった様子。「迷惑な存在だと思われたことがやはりとても悲しくて…あのバスが走り去る光景思い出すとまた涙が出て来ます…バスに乗ってみようと覚悟決めるのにもすごく悩んで決意したのに…」と辛かった心境を訴えた。 「そんな思い詰めること?!考えすぎじゃない?!とか色々言われてしまいそうだけど…今日だけでなく、出かける時には毎回色々シミュレーションを重ね、時には諦めたりと日々ものすごく気を遣っているのです。。。その積み重ねの中での今日の出来事で…」とし、「晒すようでちょっと気が引けますが」と前置きした上で「前回は東急バス 今回は都バスでした。どちらの会社も運転手さんは席を離れてはいけないというルールがあるのでしょうか?あるのであれば仕方のないことですがもう少し手を差し伸べてもらえたらありがたいなと」とつづった。 公共交通機関でのベビーカー使用は賛否や議論となってきただけに「でもきっとこれを書くとまた子連れ様とか双子ベビーカーで公共交通機関使うなとか言われるんだろうな。公共交通機関って誰でもいつでも利用できるものではないんですかね。本当にもっと優しい世の中にならないかな。こんな思いをしている親御さんたちや車いすの方たちたくさんいると思うのです。だから批判も来るだろうけどこうして声を上げていきます!!こんな投稿ひとつで何か変わるかはわからないけれど…困っている人が少しでも救われますように。みんなが暮らしやすい社会になりますように」と切実な思いを記した。
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