その他

[No.1067] デジタル イメージング標準実装の時期は今:記事紹介

清澤のコメント:Ophthalmology誌に眼科画像をDICOM基準に準じさせるのは今だという編集者の意見が出ています。現在は機材の各製造会社が固有の企画でデータを作っていて互換性がなく、各社が共通の基準にする経済的なメリットがないので、それを装備しなくてはならない仕組みを学会として固めるべきだという主張のようです。内容はごもっとも。前文は長いので触り部分のみ採録します。

ーーーーーーー

◎ DICOMとは – 医療データ通信の国際標準規格 DICOM(ダイコム)

DICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine ダイコム)は、CTやMRI、CRの医用画像フォーマット、医用画像機器間で用いる通信プロトコルについて定義する、医用画像の共通規格である。 医用画像共通フォーマット、通信フォーマットであるDICOMによって、異なるメーカー間における医用画像機器の共有化を実現している。

DICOM画像は、ビットマップRAWフォーマットなど、劣化しない可逆フォーマットで撮影される。医療用デジタル画像として高精細が求められるため、民生用の画像フォーマットに比べて色深度(1ピクセル当りに割り当てるデータ量)が高く、リトルエンディアン式(最下位ビットの属するバイトを低位のアドレスへ格納する方式)のバイトオーダで保存される。そのためサーバからビューアへの配信時は、通信処理の便宜の目的で、JPEGなど圧縮率の高い不可逆フォーマットが採用される場合がある。

◎ 本文の一部分:

エディトリアル129巻11号P1229-1231、2022 年 11 月 1 日

米国眼科学会および視覚および眼科学研究協会の共同ポリシー ステートメント: デジタル イメージング標準の実装の時期は今です

公開日: 2022 年 9 月 9 日DOI: https://doi.org/10.1016/j.ophtha.2022.07.034
世界中の 27,000 人を超える眼科医を代表する米国眼科学会 (AAO) と、世界中の 8,000 人を超える眼と視覚の研究者を代表する眼科研究視覚学会 (ARVO) が力を合わせて、デジタル イメージングの重要性を強調しています。研究と臨床ケアの進歩のための基準。過去に、両方の組織は、画像処理標準の実装を求める声明を発表しました。
2022 年 5 月 10 日の National Eye Institute Ocular Imaging Workshop からステップが開始され、コラボレーションと調整の新しい章が開かれています。250 人以上の参加者と 30 人のパネリスト (退役軍人管理局、国防総省、国立衛生研究所の国立眼科研究所、米国食品医薬品局、および健康情報技術のコーディネーターのオフィスの代表者を含む) がその利点について議論しました。また、デバイスおよび画像保管通信システム (PACS) ベンダー向けのデジタル画像標準の実装に対する障壁もあります。
デジタル イメージングに標準フォーマットを使用することは、眼科および視覚科学研究の分野が改善された電子ワークフロー、データの相互運用性、および新しい人工知能システムの道筋に沿って進むことを可能にすることにより、眼科コミュニティと彼らがサービスを提供する患者の最善の利益になります。 . デジタル イメージングの標準化から期待される最も基本的な利点は、サービス提供の総コストの経済的削減だけでなく、ケアの質の向上でもあります。臨床ケアの改善には、さまざまな画像デバイスからのデータを組み合わせて、そのケアを提供するために必要なリソースの使用に基づいて、タイムリーかつ適切な治療決定を下す能力が含まれます。プラグアンドプレイの互換性と相互運用可能な代替製品は、意思決定者が機器、PACS、これらはシームレスに連携し、インストールとサポートのための特別なカスタマイズ作業やコストは必要ありません。さらに、患者があるプロバイダーから別のプロバイダーにケアを移行する際に、全体的な医療記録の一部として眼の画像を転送する機能により、ヘルスケアの効率が向上し、より優れた臨床管理が実現します。最後に、眼球イメージング標準の完全な採用により、大規模なグローバル データセットの包括的な分析が可能になり、眼疾患の疫学および人工知能アルゴリズムの開発における重要な分析が容易になります。ほとんどの放射線および心臓病学機器は、DICOM (Digital Imaging and Communications in Medicine) 規格に従って生データを既に保存しており、デジタル ワークフローと画像の配信を可能にしています。
AAO と ARVO は、情報を交換する機能が重要であり、この相互運用性はベンダー間で標準を共有するというコミットメントに基づいていると考えています。以下略

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。