眼科の診療では前房の深さとか、白内障の強さとかをしばしばグレードで示します。あるいはドライアイがあると主張するときに、何を見てカルテに記載しておくと他の医師に対して自分が見た所見を客観的に伝えることができます。そういった意味でのカルテの記載基準は各大学内で統一され、教室員に配布されていることでしょう。東京医科歯科大学でも望月教授の時にそのような小冊子を作って配布しそのように記載することを求めていました。
本日、参天製薬の社員の方に手渡されたのは、参天製薬で作成され、東京医大が監修して作られた眼科診療in your pocketという79ページにまとめられたものです。眼科略語集も便利そうです。また、主な緑内障点眼薬一覧も便利そうです。緑内障点眼薬は一般名で議論することが求められますが、臨床医の多くは商品名でのみ認識しています。その配合点眼薬の成分や、一日何回tン眼科といった用法も簡単に確認出来、よさそうです。
ポケットに入れると選択の時になくしそうですから、さっそく診察台の引き出しに入れました。
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