「コロナで黒字」とマイナス改定主張:医療経済実態調査の結果に基づいて、来年度の診療報酬の見直しについて報じた記事。記事の概要は以下のとおり。これに対しては、開業医会員が多い目黒区医師会の会報でも、全国保険医新聞も真っ向から反発した記事を載せています。病院よりは診療所の状況の方がましという分析のようですが、開業医もコロナ禍から回復しつつあるとはいえ、私にもコロナ以前に及ぶ回復とは実感されてはいません。
ーー記事の概要ーー
- 診療報酬とは:医療サービスの公定価格で、国が決める。
- 医療経済実態調査とは:医療機関の経営状況や医療費の動向を調べる調査で、診療報酬の改定の基礎資料となる。
- 調査結果の概要:一般病院はコロナ禍で赤字が拡大し、一般診療所は黒字が回復傾向にある。物価高騰や人件費の増加などが影響している。
- 診療報酬の改定の見通し:厚生労働省は引き上げを求める医療界の要望に応える方針だが、財務省は開業医の利益率が高いとして引き下げを主張している。年末に決定される。 ーーーーーー
- 「コロナで黒字」とマイナス改定主張
- 保険医新聞の主張では:財政審の財政制度等審議会は11月20日、秋の「建議」を公表した初診・再診料を中心に診療所の報酬単価を5.5%引き下げるなど診療報酬本体をマイナス改定とするよう求めた。コロナ対応に奮闘した医療現場の心を踏みにじる理不尽な主張だ。
- 物価高でコスト増、
- コロナ下で経営停滞・悪化
- 歯科医療縮小が進む危機:
- 初再診料値下げ要求:診療所を狙い撃ち、財政審「建議」は診療所の初・再診料を中心とすに診療報酬う本体をマイナス改定すべきと求める。1・単価の切り下げ、薬剤保険外し、マイナ受付増など、手当たり次第の負担増を医療現場に押し付ける構え。:
- 国庫負担削減狙う。
- 医師不足糊塗して単価切り下げ
- リフィル処方箋強制、薬剤保険外し
- トラブル押付けレセプトカット
- マイナ利用率で点数評価を求める
- 診療所・病院一体で地域医療を構築
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