自由が丘清澤眼科:風邪をひいたりして散々であった5月も何とか終わり、早くも6月にはいりました。元気を取り戻しています。ご近所の話題も尽きてきたので、今回は近くの九品仏浄真寺(世田谷区)という古刹を訪ねてみました。
◎ ブログを元に、メルマガ発信を2月から始め、今回で16報めです。現在の読者数は眼瞼痙攣患者さんを中心に313人超になりました。月に一度インフォマティシャンの三上さんが医院を訪れて、私のパソコン問題に対応してくださいます。今回からはChat-GPT 4oを使えるようにしてくださいました。無料のBingよりも回答は遥かに快速です。スマホで登録できない方への連絡法も模索しています。
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① ご近所の話題など
◎ この街の話題を求めて、九品仏に参拝してきました。深沢城跡が36000坪の広大な寺になっており、9体の大きな江戸時代の木像が安置されています。九品仏は自由が丘の隣駅です。
◎ 猿の惑星・キングダムはハリウッドらしい大規模なセットと豪勢な合成画像で作られた大スペクタクルでした。
◎ 人食いバクテリア:劇症型溶連菌感染症が増えているそうです。NHKクローズアップ現代の番組を教えてくれた患者さんが居ました。
◎ DNAコピー数が少ない細胞の核ではなく、コピー数が多いミトコンドリアのDNAを分析すると、日本の縄文人の遺伝子的な特徴を知ることができるのだそうです。 大学の同窓会便り記事から。
◎ 「やさぐれ」とは、鞘に納まらぬ刀剣から転じた言葉で、家出人とかはぐれ者の意味だそうです。
②一般患者さん向けの眼科の話題
◎ 子供の近視進行予防策について再度まとめました。私費診療で行われる特殊で有力な方法にオルソケラトロジーと低濃度アトロピン点眼療法もあります。
◎ ラタノプロストを含む緑内障点眼は夜が良いか?朝が良いかという設問への専門的な解答:キサラタンは夜、ザラカムは朝です。
◎ 子供の低視力は近視ばかりではありません。小児の遠視は近視や乱視よりももっと重要な障害です。必ず調節麻痺剤での検査を行って大至急適切な眼鏡処方をする必要があります。
◎ 2週間タイプのソフトコンタクトレンズの洗浄液には、MPS(多目的洗浄液)よりも更に清潔を追求した過酸化水素を入れたものも有ります。
③ 此処からは論文紹介など眼科のやや専門的、学術的な話題です
◎ Sadun博士は合成AIへの不注意な信頼に警告を発しています。
◎ 緑内障における立体視低下は視野欠損ではなく、単眼コントラスト感度の低下が端緒である;沢村論文紹介
◎ 高齢者のサルコペニア防止には、サプリメントよりも高たんぱく食の方が必須なのだそうです。日本眼科医会報の小野・平塚医師による眼科医への警鐘です。
◎ 今、なぜ眼科に医療倫理がなぜ必要なのか。日本眼科医会報の記事紹介です。これを放置すると儲け主義の医療が跋扈します。
④ 眼瞼痙攣、片側顔面痙攣、ビジュアルスノウなどの話題
◎ 米国眼科学会の眼瞼痙攣の全体的説明 (1)
◎ 米国眼科学会の眼瞼痙攣のマネージメント(管理)の説明 (2)
◎このブログには眼瞼痙攣や神経眼科に関連した発信が多いです。(リンク⇒眼瞼痙攣の記事一覧をご覧ください)。
今週も目を労わってお暮しください。
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