自由が丘 清澤眼科について

[No.2760] 最近の話題23、自由が丘清澤眼科;7月22日( 月曜日)

自由が丘清澤眼科:21日は眼瞼痙攣・片側顔面痙攣友の会のウェブ交流会がありました。鶴川にある「目と心の健康相談室」で参加させていただきました。今回は会の予告と質問の答えを入れておきます。この報告は次週の採録とします。

◎ ブログを元に、最近の話題を取りまとめ(清澤眼科最近の話題:長い版)、それから厳選してのメルマガ発信(メルマガ厳選版)を2月から始め、今回で23報です。現在の読者数は眼瞼痙攣患者さんを中心に390人ほどになりました。登録しにくい方は窓口にご相談ください。(⇒視聴登録募集。ご登録はこちらから)、登録取り消しも簡単にできます。

① ご近所の話題など

◎ 自由が丘駅周辺には19軒と実に多くの眼鏡店が密集しています。その原因を調べてみました。古老に聞くと、戦後から少なからぬ老舗があり、最近になって量販店が増えて今の過密状態になったそうです。

自由が丘における眼鏡店の密集理由は?

◎ 7月19日の世界的なコンピュータシステムの障害とは何だったのでしょうか?今回はサイバー攻撃ではなかったそうです。

7月19日の世界的なコンピュータのシステム障害とは何だったのか?、

◎ 最近戴いた冷凍のベーグルにまつわる目の逸話です。

べーグルと目の逸話

◎ 梅雨が明けました。高円寺にあるガラス瓶クラシックコーラ自動販売機も紹介します。

関東甲信18日で梅雨明け:コカ・コーラ

◎  目黒区眼科医会が1月に開かれたという記事が東京都眼科医会報に出ています。コロナ禍をはさんで、最近の数年で4人が退会し、5人が新規加入して現在33人とこちらも過密だそうです。この会には私も参加させていただきました。

目黒区眼科医会:4減5増で現在33名

②一般患者さん向けの眼科の話題

◎ 近視は仮性近視から始まります。仮性近視が本当の近視発症の独立した危険因子であることを示した新しい調査結果の報告論文です。

近視発症の独立した危険因子としての仮性近視:前向きコホート研究

◎ 自分の眼科クリニックに対する悪意ある書き込みを3年かけて裁判で排除したという眼科医師のお話です。

グーグルクチコミ削除に3年間:M3記事を抄出して紹介

③ 此処からは論文紹介など眼科のやや専門的、学術的な話題です

◎ 片頭痛患者で視床の内側部の糖代謝が羞明と関連して増加していることを記載した鈴木幸久氏の新しい論文が、頭痛の国際雑誌最新号に掲載されました。眩しさとは何かを解き明かしつつあります。清澤も共著です。

羞明関連片頭痛患者における内側視床の過活動: 自著新論文紹介

◎ 強度近視に伴う後部ぶどう腫には、視神経までを含む広い領域のタイプと、アーケード内のみの狭い領域のタイプとの2タイプがあります。東京医科歯科大眼科同門会で聞いてきた、昨年の教室の卓越論文です。

超広視野光干渉断層撮影による高度近視眼の後部ブドウ腫の定量評価

◎  Society 5.0時代がやってきます。それを支えるスマホアプリの開発が進んでいます。東京都眼科医会報に出た順天堂大の研究です。先ずは第5の世界の説明から。

Society 5.0時代の医療とスマホアプリ型ドライアイ診断補助用プログラム医療機器の社会実装:記事紹介

◎  「高齢者に白内障手術を施すと認知機能に改善がみられる」という内容の論文があり、それらを集めた総説の論文が出ています。

高齢者の白内障手術と認知機能の向上 体系的レビューとメタ分析; 新論文紹介

◎ 医科歯科大学同門会が開かれ新人の発表も聞いて来ました。各演題にコメントを付けてみました。「東京医科歯科大学」としては最終回です。

東京医科歯科大学眼科;第 38 回同門会集談会がありました。

④ 眼瞼痙攣、片側顔面痙攣、ビジュアルスノウなどの話題

◎ 眼瞼痙攣友の交流会(21日)での私の発言したい内容を纏めました。①眼瞼痙攣のスマイルノート、②新しい眼瞼痙攣のゼオマイン注射、そして③このブログとニュースレターの紹介をします。ニュースレター読者は現在390余名です。

眼瞼・顔面けいれん友の会 リモート交流会:予告

◎ 眼瞼痙攣に現在使用中のボトックスと、臨床治験が勧められているゼオマインを比較してみました。

ゼオマインとボトックスの違いは?

◎ 友の会を前に寄せられた質問とそれに対する清澤の答え案はメルマガでは次週に回します。

眼瞼痙攣友の会(2024.7.21日曜ネットで開催予定)に寄せられた質問と清澤の回答です

このブログには眼瞼痙攣や神経眼科に関連した発信が多いです。(リンク⇒眼瞼痙攣の記事一覧をご覧ください)。

今週も目を労わってお暮しください。

 

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