自由が丘清澤眼科最近の話題39号 11月11日(月曜日):
◎ ブログを元に、最近の話題を取りまとめてこの「自由が丘清澤眼科最近の話題:長編)と、それから厳選してのメルマガの発信もしています。今回で共に38号です。現在の読者数は眼瞼痙攣患者さんを中心に534人になりました。登録しにくい方は窓口担当者が手伝いますのでご相談ください。スマホによるパソコンからの全メール忌避のほか、様々な受信障害があるようです。(⇒視聴登録募集。ご登録はこちらから)、登録取り消しも簡単にできます。(図は松本市から東に望む美ヶ原。)
① ご近所の話題など
◎ 自由が丘のランチシリーズ今回はお好み焼きを探してみました。
◎ すでに秋風が吹いています。11月4日に実家での柿もぎに参加しました。干し柿に加工されるのが楽しみです。
◎ ベトナムでは蓮の花の収穫が行われていたようです。その写真は舞台上のバレーのように美しいです。
②一般患者さん向けの眼科の話題
◎ 此のところ物貰いの患者さんが続いて来院されました。寒くなったことが効いたのか、空気の乾燥が効いたのか?「霰粒腫」と「麦粒腫」の診断と治療を説明しました。
◎ 急性リンパ性白血病の眼症状を調べてみました。血中に白血病細胞が増え、貧血や出血傾向が見られます。小児に多いことが特徴で、最近では完治も望める疾患のようです。眼科でも眼の出血には注意が必要です。
◎ ヘルスリテラシーというのは患者さんが医療情報を的確に受け止めて正しい対応を取る能力のことです。その能力の必要性がこの記事では論じられています。
◎ 乳がんを患った歌舞伎俳優の妻が民間療法に頼って死に至ったという話がありましたが、今でも「癌免疫療法」をうたう自由診療は相変わらずはびこっているそうです。日本医科大教授の警告文です。
◎ 結膜下に出血する疾患が結膜下出血です。
③ 此処からは論文紹介など眼科のやや専門的、学術的な話題です
◎ 心因性視覚障害に関する自著記事の紹介です。前回紹介した新著:眼科診療秘伝の書(編集;井上俊洋)の最終項目です。私はこの診療に対して、臨床心理士にも加わってもらっています。
◎ 若手医師の希望するキャリアを尊重した、真専門医制度の在り方:という医学生の論文が論文コンクールで受賞しました。学生は医業修練だけでなく多少なりとも研究をも志向しています。
④ 眼瞼痙攣、ビジュアルスノウなど神経眼科関連の話
◎ 眼瞼痙攣患者さんにもマイボーム腺機能不全によるドライアイが多いです。その治療には温罨法と眼瞼清拭を習慣付けることが勧められます。
◎ 点眼だけでは治まらないドライアイにはキープティアというコラーゲン製剤を涙小管に注入して涙を貯える治療も行われます。眼瞼痙攣では瞬目の乱れでドライアイも増すので、この液体コラーゲンであるキープティアが眼瞼痙攣に有効なことがしばしば見られます。
◎ ボトックス投与後に眼の下の隈が目立ってしまったという訴えを受けることがあります。
◎このブログには眼瞼痙攣や神経眼科に関連した発信が多いです。(リンク⇒眼瞼痙攣の記事一覧をご覧ください)。
今週も目を労わってお暮しください。
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