おはようございます。ここ数日、夕方の日の入りが早くなって、6時過ぎに電車に乗る前にはすでにすっかり暗くなっていることに気が付きました。暗所視障害と言えば、まず網膜色素変性症を思い出します。しかし、暗順応の遅延という言葉もあります。暗順応で正常な人の眼の感度は10000倍にもなります。その遅延は最終的な感度ではなく、暗闇に目が慣れるのが遅いという事です。そのような病態がどのような疾患に伴うものかと当たってみますと、なんと、緑内障、アルツハイマー病(更に単に加齢だけでも)、そして加齢黄斑変性症でも見られることに気が付きました。(これは次の記事予告です。更に、暗順応の機序も調べ直してみましょう。)
◎キャッチアップ画像の自由が丘女神祭りは明日(日曜)と明後日(スポーツの日)です。どちらも征矢先生が診察にあたってくださっています。
◎ 高齢男性に眼の下のたるみを相談されました。治療法も記載。
◎ 東京都眼科医会報が届きました。今回の会長である女子医大の飯田教授が勧める臨床眼科学会のトピックスなども出ています。ロービジョン連携手帳も紹介されてました。
さて、昨日の記事関連では引き続き視神経脊髄炎スペクトラム関連から③と④を昨日追加しました。
③ 必要な検査
④ 診断
① 視神経脊髄炎スペクトラム障害NMOSDとは
② NMOSA医療費助成について
◎アルツハイマー病の画期的治療薬がエーザイによって開発されました。プレスリリースから。
さて今日で今週も終わりです。元気で診療を始めましょう。
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