清澤のコメント:東南アジアでの医療援助をする眼科医やビジョンバンの話は聞いていましたが、この空飛ぶ眼科病院の話は知りませんでした。記事につけられたコメントを見ると、旅客機のお下がりを貨物機に改造するという流れの中での病院機への転用だったようです。古い機体のようですが、内部の機材に陳旧感は感じられません。NPOとしてのアクティビティー維持は楽ではなさそうです。
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上の動画のナレーション:Orbisは40年の創立記念を祝いました。1982年、Orbisは、アイケアのチームが患者のケアをするための訓練を受けられないため、世界中で何百万人もの人々が盲目になっているという大きな課題に取り組み、世界の最高のアイケアの専門家から直接訓練を受けられるようにすることを目指して、飛行病院を設立しました。以来、Orbisのボランティア教員、医学の専門家が知識を自由に共有し、最新の訓練技術を備えたシミュレーターを搭載し、アフリカ、アジア、ラテンアメリカ、カリブ海地域に強いアイケアシステムを構築する国別プログラムも作成しました。Orbisの次の大きなアイデア、Cybersightは、テレメディシンプラットフォームであり、パンデミックが起こったとき、オンラインで訓練を提供することで多くの人々を救うことができました。Cybersightの人工知能ツールは、目の画像を解析して一般的な目の病気を検出し、数秒で結果を提供することができます。Orbisは、これらの革新によって世界の目の見え方を変えていますが、彼らはあなたの支援を必要としています。Orbisとともに、避けられない盲目を終わらせるための解決策を広め、最も必要としている人々に届けることができます。
世界唯一の飛行機“空飛ぶ眼科病院”関空に日本初上陸 機内で目の高度な治療 日本の医師も参加を
配信 読売テレビ
21日、関西空港で世界に1機しかない飛行機が公開されました。日本に初めて上陸した、この飛行機には“ある思い”が込められています。 関西空港にやってきた、世界でたった1機の飛行機。どんな機体なのか。早速、中に入ってみるとー 柏﨑蒼馬記者「機内には手術室があって、飛行機がまるまる1つの病院になっているんです」 その名も「フライング・アイ・ホスピタル」。通称「空飛ぶ眼科病院」。機内には目の治療に必要な最先端の設備が備わっていて、飛行機の中で高度な治療を受けることができるんです。 この取り組みを行っているのはアメリカ・ニューヨークを拠点とする国際的なNGO「オービス・インターナショナル」です。 オービス・インターナショナルのデレク・ホドキーCEO「世界全体の失明の9割は完全に防げたものだ」 「空飛ぶ眼科病院」は、これまで40年以上にわたって医療体制が十分に整っていない発展途上国のカンボジアやペルーなど、合わせて95か国以上で治療してきました。 目の病で困る人を一人でも多く救うために、欧米を中心としたボランティアの医師たちが無料で治療を行ってきました。 では、なぜ今回、日本にやって来たのでしょうか? デレク・ホドキーCEO「オービスの活動は善意のご支援、皆様のご尽力なくしては実現できません。日本の支援者の皆様に心よりの感謝を伝えたいという思いで、大阪に来ました」 大阪の製薬会社などは、この活動に賛同し、支援を続けてきましたが、優れた医療技術を誇る日本の医師は、ほとんどこの活動に参加していません。 今回、日本を訪れたのは、日本の医師たちにもっと活動に参加してほしいという思いもあるからです。 訪れた先では、現地の医師を招き入れ、手術の様子を公開しています。その場で質問にも応じ、世界の医療を底上げする取り組みにも力を入れています。 デレク・ホドキーCEO「プログラムの中で特に力を入れているのが、小児や女性たちへの眼科治療、そして、移民など土地を追われた人たち、障害のある方たち、そのような人たちが医療にアクセスできることを目指しています」 世界中の目の治療を求める人たちの元へー。「空飛ぶ眼科病院」はこれからも飛び続けます。
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