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[No.604] 愛犬の留守番について考えよう:記事紹介

今月のJKC(ジャパン・ケネル・クラブ)ガゼットの特集は犬の習性から考える「愛犬の留守番」です。分離不安で騒がせると、「近隣からの苦情から最終的に飼育を放棄してしまう事例さえもある深刻な問題です。」今日は眼科医院の定休日で暇でしたからこの記事を読んでまとめてみました。

愛犬の留守番について考えよう (監修:高倉はるか)

コロナの前と後で大きく変わった私たちの生活。

緊急事態宣言や外出自粛要請で在宅時間が増えていたが、テレワークからオフィスワークに戻り、家族が自宅で過ごす時間は減る。ステイホームをきっかけに犬を飼い始めた家庭も多い。コロナ禍で迎えられた犬のほとんどは留守番の経験がない。一人家に残されると不安が強く、ストレスで体調を崩したり、トラブルを引き起こすケースも多い。中には手放される犬もいると聞く。

リラックスしてお留守番できる犬が幸せ。

飼い主の不在時に不安から不安定な精神状態になるのが「分離不安」。今、愛犬に必要なのは飼い主がいない時も不安なく過ごせること。

犬の習性から考える「愛犬の留守番」

犬は留守番が苦手です。犬の習性を理解し苦手な留守番を少しずつ克服しましょう。

群れで生きる動物だから役割をこなすことが好き。犬の先祖オオカミは集団「バック」で暮らす。

人と暮らす歴史の中で人に頼るようになった。オオカミと違い、犬は大人になっても好奇心旺盛でよく鳴く。

分離不安にはきっかけがある。予測不可能なことをきっかけに、不安を解消するために尿をしたり、物を嚙んだり、部屋を荒らすことがある。近隣からの苦情から最終的に飼育を放棄してしまう事例もある深刻な問題。犬の知能は人の3歳児程度。

良い関係づくりの心得

留守番ができるようになるための3つの心得。運動と遊び、社会性を養う。信頼とトレーニング。

言葉かけをすることで、相互理解が深まる。まず基礎トレーニング。日常のコマンドを教える。褒められることが好き。

飼い主と愛犬が別々に過ごす時間も必要。「ハウス」と声をかけ心地よいケージに12時間入れる。

お留守番トレーニング

「食べ物と水があり、ゆっくり休める家にいれば、飼い主は帰ってくる」と信じ待たせる。

分離不安のある犬にも使える2つのお留守番トレーニング。①留守番を連想する刺激に馴れさせる、つまり脱感作。②短時間の留守番から始めランダムな時間に換える練習を。

楽しく留守番できるよう工夫する。

留守にする時間に合わせて生活のリズムを整える。

迫りくる地震への対策:                       

知らない人、知らない場所、愛犬にはいろいろな体験を。ペットホテルや実家もよい訓練。

飼い主自身が神経質になりすぎない。

 

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